ドタンバのマナー (新潮文庫)
この本で随分と教えられたことがあります。今となっては、こんなこと当たり前じゃないかと思うようなことも、当時はふむふむそういうものかとうなづきながら読み進んだものです。
学生時代には非常識で済まされたんだなぁと赤面しながらも懐かしく思い出します。
フジ三太郎 [DVD]
高度経済成長の昭和の香りのぷんぷんする作品です。毎回多彩なゲストに、一話完結式で笑いあり、涙あり?のバラエティに跳んだ楽しい作品です。
九ちゃんのコメディ風の芝居がものすごくうまい!
それなりのお話でも、九ちゃんの芝居の面白さに成り立っている作品といってもよいくらいです。
当時26歳位だと思うのですが、こんなに若くて(若くなくても)こんな芝居をする人を今探してもいないと思います。
九ちゃんは歌も個性的でしたが、芝居もずば抜けてうまい!とおもいました。
この芝居だけでも一見の価値はあると思います。
食べ物さん、ありがとう (朝日文庫)
出版当時おん年九十歳の川島四郎先生が、もう一人の著者のサトウサンペイさんに栄養学の基礎を説明した本です。ライオンが草食動物を食べるとき肉ではなく内蔵に残る草から食べ始めるとか、葉緑素とヘモグロビンの分子構造がくっついている金属以外同じだとか、目から鱗の話を読みながら、日々の食生活に大切なことを学べます。サトウさんのイラストも楽しめます。
独身で一人暮らしをしている方に特におすすめだと思います。人間、健康が一番大切ですし、健康は食べ物で維持されますから。
この本は、『続 食べ物さん、ありがとう』、『続々 食べ物さん、ありがとう』と出ていたのですが、今は人気がないのでしょうか。残念です。
サトウサンペイの「操体法」入門―気持ちのよいほうに体を動かしてコリや痛みをとる
操体法の入門書としてオススメです。もっと詳しい本もありますが、初心者にはムズカシカッタ。親しみ易い絵のせいか表紙だけでも身体の力が抜けそうです。最初は基本動作だけでも充分気持ちかいい。身体は誰かが治してくれるのもでもなく、何かをすれば完璧になるわけでもなく、自分のくせや生活習慣とバランスをとりながら、たまには身体の不調で自分の生活態度を改めたりして。そんなふうに自分を大事にしながら健康を感謝していきたいなあ。