派遣社員松島喜久治 8 (まんがタイムコミックス)
ふじのはるか先生の大人気作、「派遣社員松島喜久治」の「コバンビ学園編」です。呑んべいの「ふらひー」こと花岡先生、ふだんは地味で唄うとアフロディテが宿り、美人に変身する城山先生、ドリーマー、宗方先生、ドラマーの瀬戸先生との先生バンドは必見です。
いじめや仲間外れ、中傷等、学校生活に付き纏う問題をふじのはるか流の考え方を提示してあり、読んでいて元気が出てきます。
はちみつカフェ 1 (まんがタイムコミックス)
絵は特別上手な訳ではないですが、可愛らしい絵柄です。
表紙の絵を見て好印象を持ったなら、購入しても後悔はしません。
イメージ通りのほんわかした、優しいお話です。
主人公のまりもちゃんが凄いです。
同僚を庇って上司に反発して会社をクビになってしまったという過去が・・・。
今時珍しい、正義感に燃える彼女に好感を持ちました。
今後彼女が憧れの先輩がいるカフェでどう成長するのか、展開が楽しみです。
音先輩への想いが通じるのか、蜜ちゃんとの友情や、常連さん達との関係。
派手な展開はありませんが、じっくりゆったり読めます。
こんな喫茶店が近所にあったら是非、通い詰めたくなりますよ(笑)。
今後の展開がとても楽しみです。
今日もベランダで―ふじのはるかのスローガーデニングライフ
半分以上は4コマ漫画ですが、それ以外の部分は文章です。
一園芸愛好家の、園芸にまつわる様々な日常が描かれていて、楽しいです。
内容は著者の4コマ漫画「派遣社員松島喜久治」「こんぺいと」の様なノリで、話題は多岐にわたります。
すべて漫画のみで描かれる「三畳ガーデニング、かたぎりもとこ著」に比べて、実際の園芸に関して、
さほど実践的ではなく、むしろ、著者の園芸に対する愛着を綴っているとも言えます。
つまり、ハウツー本ではなくて、スピリット本とでも呼びたいですね。
本書は価格が少々高いので、躊躇してしまうかも知れませんが、
園芸を愛する方は、必ず本書も愛する事が出来ると思います。