500ピース 美箔 キス クリムト作 500-101
ふっと見かけたジグソーパズルで、最近気になっている『クリムト』の作品だったので購入しました。 全体的に暗く落ちついた色で『箔印刷』という特殊な印刷のため、金色が引き立っていて(ギラギラしているという意味ではなく)部分的にメタリックな感じのところもあります。 特殊なカッティングの為繋ぎ目が目立ちにくく、飾る際にいかにも『ジグソーパズルです』という感じがしないところがいいと思います。 実は、購入する際に他社のものと比較し散々悩み(色とかピース数とか出来上がりサイズなど)ましたが、出来上がりの状態がとても美しかったのでとても満足しています。
ダナエ
藤原伊織の事実上の遺作になった1冊だ。
3つの中編で構成される。どれもが抒情性にあふれている。
ただこれまでの作品と少し違うのが、何というか……
読後の清々しさだ。
藤原作品は、どれもラストは悲しい。
この3つの作品も悲しいのは事実だが、
どこかに「救い」が用意されている。
おそらくこの作品をまとめている頃、
藤原伊織はすでに死を覚悟していた。
その潔さがあらわれているのだろうか。
作家は、作品だけで評価されるべきだと思うが、
自身の生き方が作品に投影されていて、59歳での死によって
読み手は作品の主人公に藤原伊織本人を見てしまう。
しかし私はそれを否定はしない。
作家も人間である以上、そういう読み方があっていいと思うのだ。
ダナエ (文春文庫)
藤原伊織の事実上の遺作になった1冊だ。
3つの中編で構成される。どれもが抒情性にあふれている。
ただこれまでの作品と少し違うのが、何というか……
読後の清々しさだ。
藤原作品は、どれもラストは悲しい。
この3つの作品も悲しいのは事実だが、
どこかに「救い」が用意されている。
おそらくこの作品をまとめている頃、
藤原伊織はすでに死を覚悟していた。
その潔さがあらわれているのだろうか。
作家は、作品だけで評価されるべきだと思うが、
自身の生き方が作品に投影されていて、59歳での死によって
読み手は作品の主人公に藤原伊織本人を見てしまう。
しかし私はそれを否定はしない。
作家も人間である以上、そういう読み方があっていいと思うのだ。