ロースクール修了生20人の物語
法律の勉強をしようとしている方、
されている方には、是非読んで頂きたい
本です。
法律専門家の頂に向かう方々の大変な
努力、更にその先にある弁護士としての
就職活動という牙城・・・。
まずは目指す資格試験に合格するため
日々の勉強の動機づけをするために読んでいます
これほど真剣かつ人生を賭して
勉強している方々から、
学ぶべきことは大変多いと感じました。
ロースクールへ行く前に ― 司法試験合格後のキャリア不合格後のキャリア
俺はもうロースクールなんて行く金も時間もないけれど、ロースクールに行っても司法試験に受からない可能性もあるんだから、これからロースクールへ進むことを考える人達には、その指針[ガイドライン]としてよい本だと思った。
AMAZONの書評に「司法試験の合否にかかわらず厳しい就職競争が待っており、これまでのような収入は全く保証されません。しかも、司法試験に合格しなければ、新卒ならば入れたかもしれない上場企業への道がほぼ閉ざされます。それでも法曹になりたいですか?と本書は問うています。」とあったので『司法試験×だったら新卒の場合は入れてたかもしれない上場企業への道がほぼ閉ざされる。」と露骨に書いている部分は発見できなかった。
門は狭まっているというやんわりした書き方しかしていないように見受けられる。
個人的見解だが、ロー制度は崩壊した方が良いと思う。
小説 ロースクールの歩き方―勉強法、人間関係、進路決定…LS生気分を存分に味わう!
「女子大生会計士の事件簿」は、公認会計士の仕事や日常を描いて会計を身近なものにしましたが、本書は【法律家のたまごたち】の日常や人間模様を爽快なストーリーに乗せながら、司法試験に向けた勉強のやり方、学生生活の過ごし方に触れることができる良書。
近年、ロースクール制度のニュースを目にする機会が多くなりました。
しかし、私を含め、一般的にはそこがどんなところなのか?、そして、どんな人が法律家を目指しているのか?ということをほとんど知らないというのが本音です。
著者はロースクールの未修第一期生で、現役の弁護士さん。
とは言え内容に堅苦しさは皆無。文体は軽快なライトノベルで一気に読ませます。
ロースクールに入学した登場人物全員が順風満帆に法律家への道を歩くわけではない点など、夢や希望だけではない、「現実」もきちんと描かれています。
こうしたリアルな描写ができるのは、実際にロースクールでいろいろな人に出会った著者の経験が活かされているのでしょう。
主人公をはじめとする登場人物たちが、普通の若者と同じように物事を感じ、真剣に進路や恋愛のことで悩み、苦しみ、自分なりの答えを出していく点にも共感できます。
ロースクールに限らず、今何らかの目標を持っていてその途上にある人、これから何かに挑戦したいと思っている人にはぜひ一読をすすめたい一冊です。
未来の可能性を感じさせるような、清々しい余韻を残すラストもよかったです。
読んだ後、きっと自分の可能性を信じてみたくなるはずです。