プラネテス(1) (モーニングKC (735))
今、BS放送で朝やっているようですが、それを見てから買う方は注意!アニメとは違います(もちろん本が先なのでアニメが違うのですが)。方向性は同じですが登場人物やSTORYが漫画にはなかったものが出ています。しかしどちらも面白いことは確かです。私は漫画が先だったのでアニメに違和感がありましたが、違うものとして見たら面白いと思えるようになりました。アニメから入る人も、違うものとして見た方が良いかも。
しかし、断然お勧めします!!!!SFながら、すんなりと受け入れられるのは、未来に対して飛躍した描写が無いことと登場人物の心の描写がすばらしく良くできているからなのでしょう。この絵のタッチが嫌いなんていう人も、そんなことは全然気にならなくなりますよ。試し読みのできる本屋さんもあるので、とにかく一度手に取ってみて!
Dramatic CD Collection 悪いコでもイイ?
特に声優さん目当てで購入したのではありませんでしたが、
見事にハマってしまいました*>v<*
帝役の緑川さんがとても甘く色っぽく、聞いた瞬間ノックアウトでした(笑)
帝の雰囲気に合っていてとても素敵です☆
逆に永遠は聞き始め、わたしのイメージと違ったので違和感がありました。
でも聞いて行くうちにだんだんとハマってきて、今では水島さんの永遠が大好きです^^
元気な感じと可愛い感じをうまく表現されているなぁと思います。
脇役の方もイメージ合っていますし、元々のストーリーが面白いので
最後までとっても楽しく聴くことが出来ます。
お勧めのCDです☆★
続編も楽しみにしています^v^
プラネテス 6 [DVD]
プラネテスはどの話を取ってみても出来がすばらしいのですが、この巻の「イグニッション」ほど心にガツンと来た話はありません。
私が見るハチマキは、最初はいろいろ自分に言い訳を付けて逃げ回っている感情的な人に見えましたが、このイグニッションで大きく見方が変わりました。
いま置かれている自分のみっともない状況を、他人のせいにするとこは私も含めて皆さんも経験があることだとは思いますが、
この巻でハチマキはまったく曇りのない目で自分をまっすぐ見つめ、
情けない自分を受け入れ、それを突き破る強い心を勝ち取ることに成功しています。
こいう複雑な心境を「イグニッション」たった1話で描ききっています。
ここからハチマキの快進撃が始まる起爆剤ともなる話なので、是非お勧めします。
ヴィンランド・サガ(11) (アフタヌーンKC)
最近の雰囲気と見た目で売るマンガではなく、内容で勝負の正統派マンガ。
この人間描写に引かれて、なんだかんだでいつも買ってしまう、ここまで奥行きのある漫画を描いている作家さんってもうほとんどいないので、
貴重な存在だと思います。
ヴィンランド・サガ(6) (アフタヌーンKC)
北欧のヴァイキングを描いた作品の第6巻。デンマーク王子クヌートを王の
もとまで護衛する主人公の少年戦士トルフィンたちと、それを追走する猛将トルケル
率いる敵軍との戦闘が今巻で決着する。
この6巻の見所は、やはりしょうもないヘタレだった王子クヌートが従者の
死とアル中のキリスト教宣教師との対話を契機に王としての目覚めを果たす
ところだろうか。人間の身でありながら同じ人間たちを統率し先導しようとする
王という存在が神と決定的に相容れないのは自明であり、その道はいばらの道に
間違いない。しかしクヌートは、自らが王となって人々の世に楽園をもたらすことを
決意する。「愛」という不確かなものを、やはり不確かな人間という生き物なりに、
極めていくことを心に決める。「そなた達の戦いに 生と死に 意味を与えてやろう」。
そう言って、自我を失った狂戦士も敵兵も、あのトルケルさえも飲み込んでいく
クヌートの様はまさに圧巻だった。
他にもトルフィンが親の仇であるアシェラッドと協力してトルケルに立ち向かう
場面など、充実した巻。神の愛への懐疑がキリスト教徒自身から投げられる
なかなか興味深い議論もあったりして、個人的にはとても間口のひろい作品だと
思う。多くの人に読んで欲しい。