淡くてほろ苦い青春の思い出がある方には特に見ていただきたい作品。
子供と大人の境目にいる高校生たちにも悩みや秘密がある。
その時はその悩みで心がいっぱいになり
どうすることもできないほど圧倒される。
それぞれの恋心のベクトルが違う方向を向いていて、
叶わないかもしれない恋の悩みが淡い水彩画のように描かれる。
違う国の話なのにどこか懐かしく感じることができるのだ。
見終わった後に彼らの未来への光を想像して欲しい。
Starry☆sky ~in Spring~ ポータブル (限定版)
CD、PC版共に持っておらずこれが初めてのスタスカです。
いつも『3人』だった幼馴染み。それがヒロインをずっと思ってきた少年の登場で少しずつ変化が訪れる、というストーリーは王道で少女漫画のような甘酸っぱさが味わえます。
攻略キャラも魅力的ですし、各キャラ同士の関係性も凄く好きです。青春してて羨ましい限り。
何よりこの作品をやってからどうにも星空を見たくてたまりません。都会人には厳しいですが…
他のレビューにもある通り共通ルートが多くて個別でのルートが短めになってますが、私は共通ルートでの皆が割と好きなのでそんなに気にはなりませんでした。
攻略しよう、という気分でやるとだれますが。
タイトル通り良い作品だとは思うのですが、ただ個人的に肝心の恋愛面が他の方達程好きになれなかったです。
何だかヒロイン甘えすぎじゃないかな…というのが一番の感想でした。 誰が相手でもそう感じてしまいます。
始めから3人ともヒロインを好きな状態で、その状態からヒロインは1人選ぶだけというのがあまり好きになれず。まあ逆ハーな事は分かってたんですけどね。
正直なところ最初からヒロインに恋愛感情持ってるのは羊だけの方が良かったな、と思いました。
錫也と哉太は『大切な幼馴染み』から『大切な女の子』に変化していく(私にとっては)大事な部分がいつの間にか、の一言で済まされているのが残念でなりません。
お互いに惹かれあっていく過程が欲しかった。
何だか彼(ヒロイン)だから好きになったんだ、というのが感じられないのは私だけなんでしょうか。
各個別ルートを見てても「あれだけ排他的になるほど依存しておいてそれでいいのか?」と思ってしまってどうにも折角の甘いやり取りも完全には楽しみきれませんでした。
それでも青春、友情、星空と楽しむことは充分出来ました。
お値段も手頃ですし、少しでも気になったら買って損はないと思います。
アカイロ/ロマンス 2 ―少女の恋、少女の病 (2) (電撃文庫 ふ 7-17)
読者を選ぶ系統の本であることは間違いない。1巻では、読者に相当感情移入させた吉乃をあっさりと死なせてしまうのだから。あまりの展開に、2巻を買おうかどうかかなり迷いました。
でも、結局買って読んで見て、1巻で読むのを止めなくて良かったかな、とは思いました。今回は、吉乃を取り込んだことによる枯葉の葛藤があり、図らずも問題の当事者になってしまった景介の、吉乃を助けられなかったことに対する後悔が描かれていました。ただ体を乗っ取るというのではなく、心も意志も合わせて取り込むのだ、というような考え方に、少し救われたような気もします。
今回も、つうれんを狙って、新たな刺客が二人ほど登場します。そして、最後には思いもよらない武器が登場してきます。和装の人間があんなものを振り回している様は、結構シュールだ。
恋人はパパ~ひと夏の恋~(字幕スーパー版 [VHS]
この映画の注目点と言えば、主役の女の子Katherine Heiglです。
足は長くてスタイルも抜群!アメリカンガールの中でも上の上ランク。
加えて、キレイなビーチ(リゾートが舞台!)とジャマイカンな音楽も
魅力です。
ちなみに現在彼女は24歳、アメリカのTVドラマ[Roswell]の主人公を演じています。(土曜日NHKで放送中)
内容は濃くないけれど、お勧めします。