アニー・ホール [Blu-ray]
アニー・ホールは吹き替えで観るとまた違った面白さがあります。
スピード感がたまらないです。
羽佐間道夫と小原乃梨子のコンビで、会話劇ですから、吹き替え映画の最高峰の技術を堪能できます。私はTVで録画した吹き替え版を、作業用BGMとして何度も聞いています。ちょっとした落語の名演クラスです。
英語が出来なければウディ・アレンの独特のユーモアを字幕で理解しても、多分勘違いも多いだろうし、羽佐間道夫さんのセンスもなかなかですよ。小原乃梨子の声の運動神経もさすがです。
アニー・ホール [DVD]
1977年度アカデミー賞主要4部門受賞!!(作品賞/監督賞/脚本賞/主演女優賞)などと聞くと、若干敷居が高く感じてしまうかもしれませんが、
作品自体は非常に完成度の高いラブコメディです。
どこにでもいるような普通の男と女が出会い、恋に落ちる。
楽しい時やぶつかり合う時を経て、女は男から旅立ち、やがて2人は別れていく。
どこにでもあるような1つの恋の始まりと終わりを独特のユーモアとせつなさを交えて語っています。
名シーンが多いのでどこを観ても好きなのですが、特に好きなのはダイアン・キートンの歌です。
初めてクラブの人前で歌う『It Had To Be You」(とその後のウディ・アレンが一生懸命慰めるシーン)、
成長して自信を持って歌う「Seems Like Old Times」、そして映画のラスト回想シーンで流れる同曲。
このラストシーンのウディ・アレンの独白と回想シーンは何度観てもせつない気持ちでいっぱいになります。
制作されてから30年以上経ちますが、今観てもまったく色あせない恋愛映画の名作です。
ア・ギャサー+5(紙ジャケット仕様)
アニー・ロスの59年作は、ジャケットの颯爽と歌い上げる感じそのままの洒脱で垢抜けた作品だ。ズート・シムズやジム・ホールと客演も豪華で、特にズートのサックスが効果的に響いている。またピアノのラス・フリーマンもとても軽いタッチで良い伴奏をしている。
さて主役のアニー・ロスのボーカルだが、感情を込めすぎないところが、今聴いても現代的で素晴らしく、スローな曲もアップテンポな曲もとにかくクールで嫌味がない。オールディーズ的なジャズ・ボーカルも多かった時代だが、本作は演奏者全員のセッションが絶妙に絡み合い、まさしくジャズといったフリーなフィーリングに満ち満ちている。
アニー・ホール [VHS]
二人の男女が出会ってから別れるまでを中心に描く恋愛映画。
太陽の下で美形の男女が繰り広げる恋愛映画ではないけど
神経質で見た目も冴えない男の言葉や行動は
自分や周りに重なる部分もあり自然と笑みがこぼれてくる。
時代や国が違うけど共感できる小さな幸せと小さな不安。
恋愛に失敗したってまあいいじゃんって少し思えてきてしまう。
何度も観ると味が出てくるので、ゆったりじっくり観て欲しい。
アニー・ホール【字幕版】 [VHS]
わたしの中では物語は おいといても、、、ダイアン・キートンがとにかくおしゃれ!!
男性もののシャツ・ネクタイ・ベストにチノパンとか上手に着こなしてて。。。
ラルフをとってもすてきにきこなしてます!それを見るだけでもこの映画を見る価値がある!!
内容的には笑える部分けっこうありましたが、好きずきかな。。。と。