ショック・ドクトリン〈上〉――惨事便乗型資本主義の正体を暴く
ジェフリー・サックス教授の「貧困の終焉」貧困の終焉―2025年までに世界を変えるに感動したのも実は幻。本書に於いて、戦争や災害といった大規模な不幸に便乗してカネ儲けに走るのは多国籍企業や軍需産業であるが、その理論的裏付けを指導しているシカゴ学派を中心とした新自由主義学者も罪の一端を担っている、と著者は批判する。
冒頭、カナダのマギル大学の精神病棟でのおぞましい実験の記録の描写に一瞬とまどうが、これがCIA他アメリカの軍事・諜報組織のマニュアルに応用されることを知る。すなわち、ショックにおののき判断力を失って隙に乗じて、いいように改造されてしまう様子は、個人から国家や民族にも通ずることなのだ。
上巻ではフリードマン率いるシカゴ大学経済学部の教え子たち(シカゴ・ボーイズ)が、米国政府と結託しチリのピノチェト政権で、自分たちの市場開放策に基づいた大規模な「経済実験」を行い(その間民主主義が無視されたことには目をつぶり)、結果として民衆はますます貧しくなった例や、不人気なサッチャー政権がフォークランド紛争で救われ「民営化」を推し進めたこと、ポーランドで「連帯」が勝利した後IMFが資金注入と引き換えに「ショック療法」を導入する羽目に陥った過程を、綿密な取材に基づいて描写する。
著者はベトナム戦争に反対してカナダに移住したユダヤ系アメリカ人の娘としてカナダに育った気骨のジャーナリスト、南米に住んだ経験もある。日本の大手メディアが流す海外の情報はアメリカのフィルターがかかっていることが多いと思うが、本書は米政府と学界の暗部を描く労作だ。上巻も面白いが、下巻は911以降の中東の事情が活写され圧巻。
マイケル・ムーア監督の映画やチョムスキー教授の著書を読んだ読者は必ず気に入るだろう。
ZOIDS ガンスナイパー ナオミ仕様 with ワイルド・ウィーゼルユニット (1/72スケールプラスチックキット)
ガンスナイパーが出て多分出るだろうと思ってました。
本体はノーマルが大変良かったので心配はないです。
付属のWWユニットはノーマルの方に装備させる予定です。
1/72スケール塗装済みナオミフィギュアが付属も良いですね。
ナオミ
ドラマ同様明るい曲が満載です。
でも、愛のテーマなんかはゆったりとしたいい感じの曲です。
そしてこの商品の目玉とも言える(のかな?)Girls,be ambitious。
最高です。好きです。個人的にオススメです。
夢をかなえるチカラ なでしこ☆川澄奈穂美の笑顔の秘密
ブログを見てる方なら、これがブログ本であることぐらい分かりますが、勘違いして買い、ブログ本にブログの内容しか書かれていないと意味不明なレビューを書いてる方がいらっしゃいますが…これはブログ本です。
恋愛小説に恋愛が書かれているのが当たり前のように、ブログ本にブログの内容が書かれてて当たり前。
ファンなら買いですが、にわかファンは買わないようにしましょう!
内容はすごく良いです☆
ブログを中心に、川澄選手の料理のレシピや、今までの川澄選手のサッカー人生の軌跡が書かれています…最高ですね(^O^)
ただ一つだけ残念なのは、ブログをベースにしているので写真が一つ一つ小さくて荒い…(T_T)
ブログ本なので、仕方ないことですが、選手がたくさん写ってても、誰が誰だかわからないのがあるのがもったいない(~o~)
細かい解説とはいかないまでも、写真に写ってる選手の名前ぐらいは書いてほしかった…。