レコード・コレクターズ増刊 ブルース・ギター バトル・オブ・ザ・マスターズ
怒涛・爆発型など、グルーピングが最高だし、CD紹介も丁寧なので初心者にもとてもよい本だと思います。
ただし、ジミヘンが一言も触れられていないのは、なぜでしょうか?
確かにブルースの枠に収まらないアーティストではありますが、ブルースマンであることには間違いないように思いますし、他のブルースマンへの影響を考えると、やはりジミヘンもあげるべきではないかと思います。
The Very Best Of John Lee Hooker
うわさ通りドロドロしたブルースがつまっていますが、ドロドロしている中にも飄々とした感じがあり、その飄々さかげんが漫才のダイアン西澤っぽいように思います。(←どうでもいい批評)
ジョン・リー・フッカー & フレンズ(ライ・クーダー、ボニー・レイット、アルバート・コリンズ 他) [DVD]
いや~初めてライクーダーの演奏している姿を拝見しましたよ。感激しましたね。ジョン、ライのお互い敬いながらの演奏は”これぞ”って感じかな。デルタブルーズファンは必見かな。TomKumでした。
ザ・グレイト・ジョン・リー・フッカー
さて、ジョン・リー・フッカーである。
ジョン・リーと言えば、個性的な人物の多いブルース界の中でも、ライトニン・ホプキンスと並んで、ひときわ異彩を放つブルースマンであるが、アルバムの数も、これまたライトニン共々、山ほどある。
一体どこから手をつけてよいやら。
で、このアルバム。
まぁ、タイトルの通りベスト盤なのだが、総括的なベストではなく、彼がデビューしてから約6年間契約していた「モダン」でのベストで、ベストとはいえ時代的に「オリジナル・アルバム」という概念がまだあまりなかった時代なので、実質ファーストアルバムと思ってもらって差し支えない(のか?少なくとも私はモダンでのオリジナルアルバム的なCDは見たことない)
徹頭徹尾、お得意のブギと、怪しげなスローブルースの嵐。
総括的なベストから入るのも悪くないが、せっかく録音も多いことだし、じっくりじっくり作品を集めるのもいいのではないだろうか。
ライトニンの「モージョ・ハンド」と並んで、その「初めの一枚」に本CDは最適である。
ジョン・リー・フッカーの濃密な世界にどっぷり浸れることだろう。
以上、ほとんどが小出斉さんの受け売りでしたが、さすがにこのアルバムまでレビューが0なのはマズイと思い、大して詳しくもないのに書かせていただきました。
ほんと、どうしてブルースのCDはこんなにレビューが少ないんでしょうね、まったく。。。