40th Special Thanks Live in 武道館 [DVD]
昭和女子が最高と思っていたが、これも負けず劣らず。いやまいった。
コンサートが進むにつれ色艶と深みが増す声質に驚嘆。これはありえないでしょ。
「ハッピーバースデー」にサプライズ、でもこの日にはピッタリの選曲。
限りない欲望もよかった。個人的には「おやすみ」を聴きたかった…。
ブルーレイ・5.1chで出してほしいなあ。
UNITED TOUR YOSUI INOUE CONCERT 1999~2001 [DVD]
おなじみのヒット曲をずらりと並べた選曲は大ヒットしたCD「Golden Best」とかなり重なっており、アレンジもほとんどCDのままで新鮮味に乏しい。
また、2つの別の年のライブとスタジオ演奏を継ぎはぎした構成も疑問。
これでは陽水のコンサートの本当の魅力が伝わってこないではないか。
ビデオ撮影らしくないぼんやりした画質は最近のはやりなのかもしれないが、あまり工夫のないカメラワークと相まってライブの臨場感も今ひとつ。
ドットが荒く、肩の斜めのラインにはギザギザがはっきりと映っている。
うーん、でも十数年ぶりに陽水のライブビデオ(DVD)が発売されただけでも良しとするか。
軽くて深い 井上陽水の言葉
結論から言おう。
この本に書かれていることこそ、軽くて深い。
いやいや、陽水の音楽・歌詞というよりも、「井上陽水」という
人間性の魅力をもとに、本当の大人とはどういうことなのか、大
人の心得るべき品性・知性について書かれている本。
しかし、哲学書や説教本では決してない。
井上陽水をあまり知らない人や、あの独特の風貌に誤解を持って
いる人は、この本から井上陽水という人物や音楽に興味をもつか
もしれない。
私なりの陽水像が勝手にでき上がっているけども、著者である齋
藤さんの陽水像に大きく頷けるところが多くてビックリです。
やはり、わかっている人はわかっているのだなぁと。
蛇足だが、超訳 ニーチェの言葉も同時に読んでみると面白
いかもしれない。
本でも触れているが、私も陽水は日本音楽界のニーチェと思うから。
読み終えて、陽水はもちろんのこと、著者の齋藤さんにも好感をもてた。
The Premium Night-昭和女子大学 人見記念講堂ライブ- [DVD]
私は昨年このDVDの元になったライブを2回見に行った。ただ、ただ、すばらしいの一言であった。弾き語りで昔の曲から始まり、だんだんと新しい曲に移ってゆく。老若男女を問わず、あらゆる世代のファンが楽しめるライブであった。特に弾き語りにはうっとりしてしてしまった。
このライブがDVDになったとはファンにとってはうれしい限りである。ファン必携のDVDになるのは間違いない。
氷の世界
陽水の4枚目、初期の爆発的ヒット・アルバムです。当時このヒットには、本当に驚かされました。あの根暗な陽水からは、信じられない程でしたが、確かに内容のあるアルバムです。
「心もよう」は、彼のスタンダード曲になりましたが、「氷の世界」は、当時早口のため何を言っているのかわからなかったくらいです。ギター・コピーをしても、旨く歌えない・・!陽水は、やはりプロです。アコースティックの「帰れない二人」「自己嫌悪」や、小椋佳がヒットさせた「白い一日」などは名曲です。これは、彼の天才的な音楽性を発揮したヒット・アルバムです。