PCゲーム フォルテシモ ボーカルミニアルバム fortissimo songs
曲は私にとってどれも満足できるものでした。5曲で2600円は少し高く感じるかもしれませんが、買って損はないと思います。
ジャケットもいいですしね…。
ファイナルファンタジー ~ヴォーカル・コレクション 2 Love Will Grow
前作「Pray」に劣らず、楽曲、演奏、構成とどれをとっても素晴らしい名盤です。
今回は前作のボーカル大木理沙さんに加えて野口郁子さんが参加し、より幅の広い音楽を表現しています。大木さんは低~中音域の穏やかな音色が魅力ですが、野口さんは高音に艶のある割とドラマティックなタイプで、2人の対照がこのアルバムの聴き所の一つとなっています。
様々な言語・アレンジで構成されているのは前作と同じですが、今回は全編アコースティックにこだわり、電子音などは一切用いず自然な響きを追求しています。使われている楽器は弦楽、ピアノ、アコーディオン(パトリック・ヌジェ氏が参加)、ギター、合唱など。
「神の揺り籠」はアカペラ混声合唱と大木さんのソロによる神秘的な楽曲で、アルバムの中でも特徴的な一曲となっています。「悠久の風」は原曲の持つ草原的な雰囲気をうまく拡大し、穏やかで牧歌的に仕上がっています。野口さんの歌う「Gaia」は逆に原曲から大きく飛翔し、雄大な祈りの歌がドラマティックに歌われます。ちなみに4曲目「Valse des Amoureux」はこのアルバムのための書下ろしです。
タイトル曲「Love will grow」は大団円にふさわしい壮大な曲で、最後は合唱も加わり力強く終わります。ラストの一曲はプレリュードのアレンジですが、ツインボーカルの絶妙な掛け合いが楽しい、非常に洒落た曲で、さっぱりとした気持ちで聞き終えられます。こういった粋な構成が、このアルバムの魅力の一つでもあります。
ゲーム音楽のボーカルものでは、「Pray」とこのアルバムは外せない傑作だと思いますので、是非聞いてみてください。
LOVE RING BEST
幼い頃にTVで流れていた『岸辺のアルバム』の主題歌
『ウィル ユー ダンス』にやっと出会えました
曲名もわからず、ずっと口づさんでいました
他にも懐かしくホッとできる曲ばかりです
BGMとしてずっと聞いていたいです
ザ・メイン・イベント 1974 [DVD]
この頃からシナトラの体型は膨らみ気味。その当時のファッショントレンドとあいまってタキシードもパツンパツンです。幕開けの"The Lady Is A Tramp"では歓声が鳴り止まずに前奏が繰り返されます。この年代になるとシナトラはスインギーなナンバーについてはかなりワイルドにがなり気味に歌うというスタイルになってきます。迫力満点です。その一方でバラード系では音程が一瞬不安定になったり、声にがさつきが出始めており、その点が気になる方もいるかもしれません。衰えと取るか、年輪と取るかはその人次第。通路で踊り始める観客が出るほど盛り上がりますし、シナトラも乗ってます。最初に買うべきアイテムとは言えませんが、ファンの方はぜひ。