猫弁~死体の身代金~ [DVD]
ドラマの魅力はほとんどキャストで決まるといっていい。
一見頼りなさそうだが一本芯が通っていそうな主人公は、吉岡秀隆がこれまで演じた集大成的なキャラクター。靴磨きの老女に始まって、ちょい役でもがクセがあって出たときから何やらワケありの登場人物たち。それを演じる一人一人の配役が見事。(含お笑い芸人)
そして、誰よりも一番かわいくて猫キャラな杏ちゃんが本当に魅力的。板谷由夏の謎めいた獣医も活躍が期待できる役。
そのキャストの妙に加えて原作がしっかりしているのだろう。「ウソだろ〜」って言うくらいみんながつながっているのも、ドラマの雰囲気にぴったし。
また、TVにはめずらしく、ひんぱんに時系列が入れ替わったり、説明的場面が少なかったり、お涙ちょうだい的な演出が控えめなのも好感が持てる。でも、なんで主人公が見合いを繰り返すのか打ち明ける場面とかは、もっとしっとりしていても良かったかもね。
とにかく内容は2時間ドラマに収まりきれないほど面白いエピソードのてんこ盛り。全てが観る者の読み通り、期待通り収まるのもよしとしよう。
同じキャストでぜひ連続ドラマ化してほしい!
ラストソング [VHS]
ビデオテープが擦り切れるほど繰り返し見ました。
他の方と同様、「なぜDVD化されないのか?」といった思いが強いです。
映画ではカットされているライブの部分の完全版を特典映像にしていただければ、
ものすごくうれしいです。
特典映像がなくても、せめてDVD化お願いします。
尾崎豊―Say good‐by to the sky way
本書を読んで気持ちが安らぎました、愛する人愛しい人との別れは誰しもつらく悲しいものです、その思いが深ければ深いほど悲しみの度合いは比例します、だけど悲しみを事実として受け入れ本書を読んだ時、気持ちが救われました、尾崎豊さんはこんなにも兄上、大楽氏に心から愛されていたんだと、兄上の我が弟に対する一見冷静な語り口ながらも、むしろそれが思いの深さを感じさせている、そこには素直な真実の本当の人の別れに対する悲しみの情がある、その思いがあればこそ魂は安らかになるものである、本書に出会えて本当に良かった、心から感謝している
ALWAYS 三丁目の夕日'64 DVD通常版
本作では成長した六ちゃんと
青年医師の未来君との恋物語を中心に展開します。
また、茶川の父親が亡くなってからの
竜之介の部屋でのシーンは見事に泣かせます。
昭和20年の敗戦で焼け野原の東京が
たった19年の昭和39年にオリンピックが開催され
首都高速も東名高速も東海道新幹線も国立競技場も、日本武道館もできました!
そう考えると
平成5年から今年平成24年の19年間に
日本はどのくらい素晴しい成長をしたか?
堕落した日本が「今そこにある危機」ですね
戦後の成長を支えてくれた人達を
いま、国が斬り殺そうとしている。しのびないです。
ラストソング
吉岡秀隆オンリーワン!の世界☆ 彼が24歳の時、同名の映画に出演されその中で歌っている曲です。彼は泣きのイメージがありますが、この曲を聴いてイメージ通りの部分と、違った部分のこれから強く生きよう、壁を越えようという真摯さも感じます。今37歳の吉岡さんが俳優として独特の世界を醸し出せるのは、この時期の葛藤や前向きの姿勢があったからだと思わせる曲です。尾崎豊さんへ捧げる曲でもあるようです。