魔風恋風 前篇 (岩波文庫 緑 114-1)
明治三十年代、尾崎紅葉亡きあと、読売新聞に連載されて好評を博した通俗小説である。小杉天外は、昭和戦後まで生きて、芸術院会員にまでなったが、これがまあ生き残った作ということになろう。
颯爽と自転車に乗って登場する女学生萩原初野の恋愛絵巻だが、これが意外に古臭くなくて、読めばそれなりに面白い。当時はこんな家庭小説がたくさん新聞に連載されたものだ。
天外魔境 風雲!カブキ伝
ゲーム自体、かなり前の作品になりますが、曲全体に田中公平さんのエネルギッシュなパワーを感じます。和と洋が合わさった見事な曲の数々はさすがだと思います。今でも、TV番組のBGMとして耳にする機会が多いのは、凄い事です!このサントラの中には、ゲーム本編でもかなりインパクトのあった、ボス達の歌がフルコーラスで収録されています。改めて聴いてみると、歌詞も曲もそれぞれの性格にあった内容になっており、製作者の方達の意気込みを感じました。このサントラを聴くと再び、カブキ伝がプレイしたくなりますよ!(^^)