遊遊 セガメモリアルセレクション
私はファンタジーゾーンをアーケード始め色々なゲーム機でPLAYしていますが、このPC版は操作性、グラフィック、音楽共アーケード版と同じです。
ただオプションモードが有るので、正確にはサターン版の移植かと思います。
そのオプションモードとは、オパオパの機数を増やせる、ゲームの難易度を選べる、USバージョンに変更できる等です。
尚、ソフトをインストールする際、サウンドを8bitモノラル、8bitステレオ、16bitステレオと3種類から選べ、ハードディスクの使用量を10M単位で変えられます。
ちなみにwindows2000には対応していません。
SEGA AGES 2500 シリーズVol.23 セガメモリアルセレクション
こういったレトロゲームが大好きで買いました。40代の人には中学時代はまった人も多いのでは?
ナムコやタイトーも良いけどセガのゲームがわりと好きだった自分にとっては本当に懐かしいです。
Pocket Boy/ファンタジーゾーン
お店と武器のパワーアップは無いものの、がんばってファンタジーゾーンを再現していると思います。個人的に前線基地撃墜時の墜落演出や、ステージ2以降のボスを前線基地とザコを組み合わせて再現しているところに開発者の気合を感じました。
ただ、これだけの気合の入れ方をオリジナルのタイトルでやってほしかった気もします。
最近の電子ゲームは過去の名作を移植したものばかりで、昔の電子ゲームが主流だった時代に発売された。電子ゲームならではの楽しさが得られるようなゲームが、最近は作られていないのが残念です。
本当はSG-1000版のフリッキーをレビューしたかったのですが、さすがに無いのでこちらでレビューさせていただきました。
ファミコンがこの世に現れたばかりの当時、任天堂以外にも、家庭用ゲーム機を出したメーカーはたくさんいました。
セガも例外ではなく、SG-1000というマシンを製造しておりました。
しかし、任天堂のファミコンよりもセガのSG−1000が性能的に劣っていると感じたのは、やはり
「画面のスクロール」でしょう。ザクソンや特にファミコンにもあるジッピーレースなどは比較にもならないくらい
スクロールの違いが目に見えていました。ファミコンの画面スクロールが高速で滑らかに動くのに対し、
SG-1000版はカックカクとぎこちない動きだったので当時のセガユーザーは複雑な気分だったのではないのでしょうか?それほどSG-1000はスクロールが苦手だったのです。(もちろんSG-1000以外でもMSXやぴゅう太などもスクロールは非常に苦手だった。逆に言えばファミコンが凄すぎた)
ところがSG−1000上でもファミコンも感心するほどの滑らかなスクロールを実現したゲームが出てきます。
それが「フリッキー」です。すずめを操作してひよこ(?)達をゴールまで導くと言うものです。
何よりも評価すべきは全体的に完成度が高いと言うことです。特に画面のスクロールは少なくとも当時の現行機の中では
これほど滑らかなスクロールはありません。(ファミコンでは当たり前のことですのでファミコンはココでは無視です)
フリッキーを楽しみたい方は是非SG−1000版をプレイしてみてください。
なかなかの完成度で感心するはずです。
フリッキーはSG−1000のキラーソフトです。
Pocket Boy/ペンゴ
見事に「ペンゴ」を再現しています。
・特定のブロックをそろえる
・ブロックを壊す
・ブロックでスノービーを潰す
・壁を揺らしてスノービーの動きを止める
というポイントは、おさえてあるのはお見事。
ゲーム中のBGMは無しですが、スタートBGMは再現されているので
良しとしましょう。
オリジナルのペンゴが好きだった人には、どう移植されているのかを
楽しめるのではないかと思います。
ゲーム自体は、同じ事の繰り返しで、飽きも早いです。
でも、この値段なら損は無いでしょう。
あと、同シリーズのファンタジーゾーンもそうでしたが、
ボタンを押しただけで液晶の表示パターンが見えてしまう作りにはガッカリ。
それもあるので、純粋にゲームを楽しみたい人には、オススメできません。
それが残念。