家族八景 上巻 (KADOKAWA CHARGE COMICS 16-1)
イチバン大好きな小説家、
筒井康隆さんの
不朽の名作『家族八景』を原作として
これまた
イチバン大好きな漫画家、清原なつのさんが作画。
これはもう究極のコラボレーションといえる!!!。
このお二方に関しては
語りたいことが山ほどあるのだが
気分が高揚してうまく考えがまとまらない。
30年以上前に
それぞれの作品から
多大なる影響を受けている。
大げさに言えば
その後の人生を左右するような・・・。
そう、ワタクシにとって
神にも等しい存在なのだ(笑)。
じっくり、しっかり、一コマ一コマを噛みしめるように読んだ。
はあぁぁぁぁぁ。
しばしのあいだ、脱力感と恍惚感。
二人の天才アーティストの邂逅を存分に味わった。
今ならわかる。
この表現はこういう意味だったのか・・・と。
こうなったら
『七瀬ふたたび』や『エディプスの恋人』の七瀬三部作全てを
ぜひとも清原なつのさんに漫画化して欲しいモノである。
家族八景 Nanase,Telepathy Girl’s Ballad【期間限定版】 [Blu-ray]
ドラマ「家族八景」放送してない地域なので、
今回のDVD&BD化は、すごく嬉しかったです。
とても面白いドラマでした。
テレパシーで人の心を読める火田七瀬が家政婦をするという
ストーリーです。
全10話ですが、1話30分ぐらいなのでテンポ良いです。
だんだんと話数が進むにつれて、深い話になっていくのも面白いです。
主人公・火田七瀬役の木南晴夏(きなみ・はるか)さんの演技も素晴らしかったです。
特典映像も面白くてボリュームがあって良かったです。
木南さんと堤監督のコンビで、「七瀬3部作」完全映像化も期待します。
家族八景 Nanase,Telepathy Girl’s Ballad【期間限定版】 [DVD]
ドラマ「家族八景」放送してない地域なので、
今回のDVD&BD化は、すごく嬉しかったです。
とても面白いドラマでした。
テレパシーで人の心を読める火田七瀬が家政婦をするという
ストーリーです。
全10話ですが、1話30分ぐらいなのでテンポ良いです。
だんだんと話数が進むにつれて、深い話になっていくのも面白いです。
主人公・火田七瀬役の木南晴夏(きなみ・はるか)さんの演技も素晴らしかったです。
特典映像も面白くてボリュームがあって良かったです。
木南さんと堤監督のコンビで、「七瀬3部作」完全映像化も期待します。
七瀬ふたたび [DVD]
これまで少年ドラマシリーズに始まり、全ての映像化作品を見てきました。今回、映画化されるとの事で劇場にも足を運びました。確かに原作ファン向けの内容だと思います。初見の方は混乱するかもしれませんね。でも自分的には最も原作に忠実な映像化だと思いました。芦名星さんの「戦う七瀬」は、ちょっとスタイリッシュ過ぎる気もしますが決して悪くはありませんし、結末の変更も賛否あるとは思いますが、これはこれでアリじゃないでしょうか。是非ブルーレイでの販売もお願いしたいところです。
家族八景 (新潮文庫)
テレパシーを備えた若く魅力的な少女超能力者・火田七瀬のシリーズの第一作だ。
主人公は他人の心を読みとり、ぞれぞれの闇を照らし、家族を成立させる骨組みや結びつきを明らかにする。そこはお馴染みの、親子の確執があり、夫婦の嫉妬や疑心暗鬼、さらには性・金銭をめぐる欲に溢れている。主人公の能力をめぐり生い立ちに触れる物語もあるが、敢えて主人公の出自には深く踏み込まない。主人公は家族の心の語り部として、家庭から家庭へと移ろっていく。
それぞれの内面をストレートに描写することで、家族に生じている欺瞞をさらけ出し、主人公と読んでいる側からは表層的な家族関係の脆い実体がありありと分かる。この手法は、小説の基本的な描写方法を破壊する行為だと言えるかもしれない。SFの形を借りているが、作家の挑戦的な意欲を感じる。