図説・戦国甲冑集―決定版 (歴史群像シリーズ)
鎧の魅力に取り付かれてまだまだの初心者ですが、いったい何の本から見てよいかわからず、困っていたところ、この資料集に出会いました。このなかでは、鎧の装着方法から、歴史等々細かに丁寧に、そしてオールカラーで載っているので私にとっては非常に読みやすく、眺めやすく、ちょっとした時間を見つけては開いています。
鎧のことを少しかじってみようという方でもお勧めです。
図説 西洋甲冑武器事典
入手の動機は、中世を舞台にした小説の参考資料として、形状の描写に厚みを出すためだったのだが‥‥面白い。
通常の資料集ではなかなかお目にかかれない記述に遭遇することが多々あるのである。
甲冑の重さしかり、工法しかり、パーツに分けての構造の説明しかり。
掲載されている写真の中には著者自らの手になる鎧、兜の類が散見されるが、こちらも興味深い。
また、巻末記載の形状による変遷の体系表は、考古学的見地からみても非常に有用な資料ではないだろうか。
事典としてのみならず読み物としても、是非とも一読を、とお勧めしたい一冊である。
水もれ甲介~石立鉄男主演ドラマシリーズ [VHS]
小学生の時に見た記憶がある。だが、当時見たはずのストーリーは全く覚えていない。だが、「水もれ甲介」というタイトルは決して忘れることのできないタイトルで、自分にとってはそれほどにインパクトがあった。
最近見直してみた。本シリーズは「雑居時代」に続くものだが、全編コメディタッチの「雑居時代」に比べ、シリアスな内容からスタートし、途中まで人間と人間のぶつかりあいが描かれている。
この1本は兄弟愛、親子愛、そして近所の人のつながりである「まち」を描いた秀作のスタートだといえる。
甲脚機甲師団バイン・パンツァー Bein Panzer
第二次世界大戦当時の兵器を、無理やり進化させたようなものが出てきます。舞台は地球、月、火星でそれぞれの陣営が戦います。個人的には、SFがすきなのでじぶんは抵抗なく遊べました。変形する3号戦車には驚きました。
Arms and Armor: A Pictorial Archive from Nineteenth-Century Sources (Dover Pictorial Archive)
届いてみて本をぱらぱらとめくってみると、鎧などが細かく書かれていました。
その一方で、剣先や槍の柄の部分など、あまり変化がない部分は省略されていることが多かったです。
(表紙の剣の絵のように持ち手の部分のみ書かれている)
その一方で、鎧の類はページいっぱいに描かれており、大変見やすいです。
また、銃や石弓なども登場しており、見ているだけで面白いです。
解説などはありませんので、何なのか分かりづらいものも数点ありましたが、ボリュームのおかげであまり気になりませんでした。
とてもいい買い物をしたと満足しています。