新選組 ! 完全版 第弐集 DVD-BOX
子母澤寛、司馬遼太郎、中村彰彦、浅田次郎、それぞれの作家が、幕末にひときわ大きな光芒を放って消えたこの若者たちのことを描いた。
三谷は、先人たちの物語を充分に咀嚼しつつ、まったく新しい方角から若者たちを描いて歴史に名を残したと思う。
特に近藤勇については「信ずることから始まる」という行動様式を設定し、テーマ音楽に象徴されるようなその陽性の人柄に、若者たちが集うという新しい解釈をうちたて、成功している。
本来は、新時代の到来を阻止しようとした集団にもかかわらず、ぬけるような青空を視聴者に思わせる。
佐藤浩一演ずる芹沢の破滅的な暗さで前半をひっぱり、前半ではったさまざまな伏線が、各隊士たちの死にいたるあるいは生に跳躍するドラマを万華鏡のようにして輝かせ、そして遠くまできてしまった近藤の死という大クライマックスに流れ込む。
近藤の死のあとのメドレーは、舞台出身ならではの三谷のカーテンコールと観た。あっぱれ、 三谷幸喜、 尽劇報客の芝居書き!
ディズニー・ベスト 日本語版(初回限定盤)
結構ディズニーのCDは持っているのですが、すべて凝縮された感じと英語でオリジナリティがある感じがとても気に入りました。CD2枚、このお値段で大満足です。
子どもも大人も楽しめる選曲で良かったです。
なぜあの人は、中学英語でもネイティブと仕事ができるのか? (ソフトバンク新書)
◎著者は、ハワイで英会話スクールを開いているマット・カーターさん。
「2000語も知っている日本人は、英語を話す素養は十分ある」と語ります。
ところが多くの日本人は、
「ネイティブに下手な英語を聞かせるのは恥ずかしい」
と、すでに持っている英語力を過小評価しすぎていているのだそうです。
◎ネイティブのようにしゃべるのは、そもそも無理だし、
コミュニケーションするうえで、
話す英語がネイティブレベルかどうかなど無意味・・・。
この発想は、目から鱗が落ちる思いでした。
◎たとえばアジアの隣人が、カタコトの日本語で話しかけてきたからといって、
「なにこの日本語。恥ずかしくないの?」と思う人はいませんよね。
むしろ、「外国人なのに日本語を話すなんて、すごいなぁ」と好感を覚えます。
英語のネイティブも、そんなふうに考えているんですよ・・・と書いてあり、
いままでそのことに気づかなかったのが、自分でも意外でした。
◎中学生レベルの基礎力でも「使いこなし方」を覚えれば
海外旅行からビジネスまで、英語でのコミュニケーションが可能と説くのが本書。
読んでいるうちに
「このスキルを使って英語でコミュニケーションしてみたい!」との
気持ちがあふれ出していました。
だって、簡単で、すぐできて、
しかも、確かにうまくできそうな気がするスキルばかりだからです。
◎本書は、たとえばベストセラーになった
田村明子・著「知的な英語、好かれる英語」を読んだことがあるなら
面白く読めて、知識も増えると思います。
日本にノーベル賞が来る理由 (朝日新書)
日経ビジネスオンラインのメルマガを基に書き上げられたのが本書である。
なお著者は、東大理学系大学院博士課程とともに作曲家、指揮者というユニークな経歴の持ち主である。
本書は、「ノーベル賞の受賞には、ある傾向がある。」というテーマで、日本人受賞者の科学的業績を解き明かしつつ、日本の科学技術振興の問題点と、これからの方向性の提案までおこなっている。
特に興味深いのは、ノーベル賞と平和の関係である。湯川博士が、ノーベル賞を受賞したのは、ちょうど冷戦期に被爆国であった日本に受賞させたというのである。また、川端康成の受賞も同時期に受賞した広島原爆の開発に携わったアメリカ人科学者の受賞とのバランスをとったものだという。
また、最近の日本人受賞者のほとんどがアメリカでの研究や応用による成果によるものであると分析し、日本には研究成果による収益が新たな研究を生むという好循環がないとし、知財化の必要性を説いている。
知られざるノーベル賞の側面が詳しく書かれているとともに、これからの日本への期待も込められており、実に楽しく読めた。
カビキラー 特大サイズ 付替 1000g【HTRC8】
絶対にお買い得。薬局に買いに行くのは面倒!他のクリーン用品とまとめて買ってアマゾンさんに運んで貰いましょう。COOP等のカタログみて買うよりずっと面倒が省けて楽チンです。