古代の一番搾りゆきくんのサクサク動画館
ここを友達に教える
おすすめベスト10!
ファミリー・シークレット
それが私生活の“切り売り”なら尚更である。何度も口を開ける深い傷から渇いた血が、水のように蒸発し天に登って美しい空の色と一体化する、そのはじまりを見ているようだった。世評は彼女の内面の闇に辟易しており、私もまた同じように感じていた。だが、この本にはなんとかして闇から這い上がろうとする人の力強さが滲んでいる。彼女が書くことを生業に選び、続けていることに敬意を払う。
青木雄二漫画短編集 (広済堂文庫―漫画文庫)
私がこの本を見つけたのは駅のキオスクです。ずいぶん前ですが。
あの青木雄二の短編集がこんなところにと思って、即買いしました。
青木さんの初期作品のようで、影響を受けたドストエフスキーの小説を
そのまま換骨奪胎したような作品もあります。だからと言ってつまらないわけではありません。
非常に上手に、現代日本の大阪を舞台に置き換えています。私は大阪人ではありませんが。
そして、人間を温かく見る目、冷徹に見る目、人間の本音をリアルに描く目が同居し、
青木ワールドの萌芽を見るようで、とても興味深く、またストーリーも私には面白いです。
生意気なことを申せば、才能のある人の初期作品には、その後の作品の予兆がすでに
出揃っていることが多いものですが、この作品集もその通りだと思います。
青木さんの人生そのものもドストエフスキー的かな。
私は「ナニワ金融道」のような大長編漫画は苦手なのですが、私と同じような人には
手に取ってもらいたい作品集です。
人生の本質―ザ・ブック・オブ・シークレット
本書のメッセージは、下記のとおり、15の秘密(*)として挙げられたものに尽きますが、
スピリチュアル本として、総花的、網羅的であり、読者の読書歴によって、印象に残るポイント
は違ってくると思います。私は、ニューアース、セドナ・メソッドなどの名著の影響を強く受け
ているせいか、エゴ、今に在ること、解放、手放すといったキーワードが印象に残った他、「死」
と向き合う心構えをチャレンジングに詳述した10章が新鮮でした。ただ、やはり大著で総花的
な内容のため、読み終えた後も、頭の整理ができず、メイン・メッセージは何だったのか、
「人生の本質」というタイトルながら、本書のメッセージの「本質」がつかみにくいというのが
正直な感想です。
明白なのは、成功哲学とか自己啓発書ではなく、現代の人間存在が抱える、欠乏感、焦燥感、
恐怖感、疎外感、孤独感への処方箋となるよう心がけて書かれたものということで、現代人がより
良く生き、より良く死んでいくための自分との向き合い方、個人という枠、エゴの解放を、
ヒンドゥー教、仏教哲学を通じて、主にキリスト世界の人々に向けて書かれているということです。
*15の秘密
1.人生の神秘
2.世界はあなたの中にある
3.調和へと続く4つの道
4.求めるものは既にあなたの中にある
5.苦悩の原因は実在しない、6.あらゆる束縛から心を解き放つ
7.すべての人生はスピリチュアルである
8.悪はあなたの敵ではない、
9.あなたは多次元世界に生きている
10.死が人生に可能性を与える
11.宇宙はあなたを通して思考する
12.時に意味があるのは「今」だけ
13.個人を捨て、真の自由を獲得する
14.あらゆることに人生の意味がある
15.全ては純粋な本質である
一方、明らかな誤植、てにをはの混乱など、ダイヤモンド社のような大手のハードカバー
にしてはお粗末な校正と推敲だと言わざるを得ません。これは著者や訳者の問題ではなく
編集者の問題で、改訂してもう少し読みやすくしないと、せっかく良い内容でも読者に正しく
伝わらないと思います。一方、翻訳自体もこなれていないのか、原著が抽象的に過ぎるのか
(米amazonのレビューでも、わかりやすいという評価と、概念がつかみにくいという評価に
分かれています)、読んでいてぐいぐい引き込まれていくような勢いが欠けているように感じました。
「ニューアース」の吉田利子氏がもし本書の翻訳を担当していたらどんな本になっていただろうか
とやはり思ってしまいます。吉田氏の訳で読んでみたいです。
(そもそもタイトルである「The Book of Secret」を、吉田氏なら「人生の本質」と訳すだろうか、
どう訳すだろうか、それだけでも聞きたいところです。)
☆人気サイトランキング☆
[ニュース|着メロ|SNS]
[動画|ゲーム|ヤフオク]
[便利|辞書|交通]
[ランキング|天気|メル友]
[占い|住まい|ギャンブル]
メル友募集掲示板☆
ケータイランキング!