大亜門短編集 クレイジー大亜門道 (ジャンプコミックス)
現在、ジャンプで「ギリギリギャグ」をやる作家の代表と思われる大亜門。
その彼の道のりを味わえる初の短編集。
私は基本的にこの短編集で雑誌に掲載されたものは全て読んでいて、
初見の作品は未発表の「怪傑h」しかなかったのだが、それでも新鮮に読める。
当時のことを思って懐かしくなる感じもあるし、スピンちゃんの読切では
家庭教師のときの英文で再び笑ったり、実に切れのあるギャグを発揮している。
そもそももて塾の時からぶっ飛ぶようなオチだったり、間間の小ネタに面白みがあったりと
パロディが少なくても笑える要素は多々あった。
個人的にはこの時が一番バランス良かったな、とは思う。(もちろん今の漫画も好きだが)
おまけページの裏話も実に面白く、連載で好きになったなら読んでみて欲しい一冊。
デビュー作から応援してる作家なのでこれからもずっと作品を発表し続けて欲しい。
取り敢えず次回作はこの夏の赤マル!
太臓もて王サーガ 8 (ジャンプコミックス)
コアなパロと下ネタで、通好みな漫画。
残念ですが当然と言えば当然の連載打ち切りです。
少しずつ迷走してるなーと言う感じも受けていました。
ただせめて太臓達が高校卒業まで待ってあげても良かったのでは。。。
内容に関しては最後の数話非常に良かった。
今まではギャグで飛ばされてた感情も描かれていたし
これでもか!!というジョジョネタも面白い。
次回作に期待します。アンケートで応援します。
無敵鉄姫スピンちゃん (ジャンプコミックス)
ジャンプで色んな意味で目立つ「太臓もて王サーガ」の作者、大亜門氏のデビュー作。
後半のパロディっぷりが評価されたものの敢え無く短期打ち切りをくらった隠れた名作(迷作?)。
といっても、もて王が楽しめる方はこちらを見ても充分楽しめるかと思います。
9回転目のエロビデオの森の各種タイトルは元ネタを知ってると爆笑ものです。(この頃には既に打ち切りが決まっていたんだろうけど(笑))