My doll house 3 (ヤングジャンプコミックス)
一時は女性化した胸はいらないと(2巻参照)とクリニックへいくのですが・・
作者殿は変化を今のとこは望んでいない感じですね〜(ハーレムパワーはUPしてる模様)
コミックス1〜3巻でとりあえず「起承転結」してしまっているのですが4巻以降発売するのかな?
My doll house 1 (ヤングジャンプコミックス)
(私はボードレールやポーをあまり読んでいません。誤解を与えるといけないので、先に書いておきます)
作者も第一ページ目に書いているので、ここにも書いてしまいますが、基本設定が「漫画の設定」のように非現実的なのですが、違和感がまったくありません。
普通の人は広大でモダンな邸宅に住んでないし、doll達へのお給料も払えません。女の子のようなスタイルも、モデルができる美しさもなく、わたしのように、鏡を見るたびに嘆くことになります。
読んでいると、a dream within a dream(夢の中の夢)のように、魅せられてそれが現実のように感じてしまいます。
それが、この作品の作者の実力なのでしょう。
ただ、読み終わった後、「これは物語なんだ。現実じゃないんだ」と何度も自分に言い聞かせないと、この人工楽園から脱出できず、命に関わります。
十分、お気をつけ下さい。
My doll house 2 (ヤングジャンプコミックス)
待ちに待った2巻です!
読んでみた感想としては、今巻は主人公が自身の性別について本気で悩むなど、
単に「男の娘」もので片付けられてしまいがちな面を真正面から取り上げていましたね。
男でありたいがゆえに女の子に男性の象徴であるナニを突っ込みまくる彼の姿がインモラルな反面、最高にエロいです。
・・・・文章で書いてると主人公、最高に酷い野郎ですね。
ですがありすの姿だと、何だか許せちゃうんだから不思議なものです。
カワイイは正義ですね。
男だけれど女として生きる道を選んだいわゆるニューハーフの人達との交流など、
今までの男の娘ものでは中々取り上げられなかった性的マイノリティのエピソードなど、一見重そうなテーマに思えますが、
唯先生の美しい絵柄が適度に生々しさを感じさせず、逆に綺麗だと思わせるのだから凄いところです。
それにしても、2巻になっても既存のヒロイン達の大半はありすとの出会いやその背景がほとんど語られていない(おそらく1巻のサヤカやキャバクラのお姉さんみたいな話があったんでしょうが)わけですが、
そんな彼女達のエピソードも読んでみたいなと思います。
あの大和撫子っぽい長髪のお姉さん(1巻の終わりくらいに名前シャツには「Shiho」とあり)とか、研究室の先生と関係があるのをにおわせている麗奈さんとか、皆とても魅力的なので。