岡恒 剪定鋏 200mm NO.103
手袋はLLを使っているので、200mmのものを購入しました。細かい枝を切るのであれば180mmの方が手になじんでしっくりくるでしょう。200mmは少し大きい感じがしました。この形の剪定ばさみは、ある程度太い枝も切れますし、細かな枝も分かれ目で切ることが出来ます。ラチャトの剪定では、受け口の幅があり、それも、切り刃の側にもあるため、細かな剪定はできませんが、この手の剪定挟みは、その両方を切ることが出来ます。握りの部分の白赤の色は、緑色に対して目立つので、すぐに見つけやすいですが、常に使い終わったら、必ず剪定皮サックを腰につけた置いて、そこに入れるようにするべきです。
これから、刃を研ぎながら使い込んでいくとどうなるか、楽しみです。少なくとも、色々な部品はそろっているので、修理しながら使えると思っています。使い込んで手になじんだはさみほど、使いやすい道具はないと思いますので、ある程度値段が張るものを長く使うほうが、エコを考える上でも、効率的な選択だと思います。
少し太い枝は無理をせず、ラチェット剪定ばさみで切るようにして、負担をかけず、切れ味を生かそうと思ってます;
ハイデガー拾い読み (新潮文庫)
ハイデガーの膨大な講義録の中から著者が「おもしろい」と思った部分を抜き出して紹介、解説。すごくおもしろい。ハイデガーを通して従来のカント哲学読解の初歩的なミスを発見し直し、プラトンにおける「哲学」の発生の意味を解読する。そしてハイデガーがアリストテレスを「嘗めるように読む」ことで自己の哲学を形成していく過程をみていき、またちらほら著者独自のうがった見解を述べる。いやあ、大満足である。
最近の『大航海』における対談で三浦雅士氏が「この本はハイデガー入門であると同時に木田元入門だ」という趣旨の発言をしている。大いにうなずけるところだが、しかしやはりある程度はハイデガーに通じていた方が断然たのしめる。ハイデガーは「実存主義」の人だという思い込みがあったりすると最高だ。あるいは西洋哲学を知っていても「専門的常識」にとらわれすぎている人たちにも最適の本である。
カクダイ 洗濯機用ニップル 7722
ストッパーが付いたのと迷いましたが、これまでホースが勝手に外れたりした経験も無いのでお手ごろなこちらに。
付け替えは十数秒で完了。
ちなみに近所のホームセンターですと598円でした。
反哲学史 (講談社学術文庫)
読書を余暇の趣味とする人間にとって、哲学は興味深い対象であるとともにとっつきにくいものです。本書は、哲学の0度というべき古典哲学について平易に解説したものです。本書は反哲学史という題ですが、内容は第一哲学(形而上学)の変遷をたどったものです。実際それが土台となってどう「反」哲学になるか、の部分はほとんど記述がないです。その部分は同文庫の「現代の哲学」につづくとなっていますが、「現代の哲学」は1962年に書かれたものですし、記述が古く、本書の現代部分を補充するという意味からは必ずしも適当なものとは思えませんでした。
反哲学入門 (新潮文庫)
さて、著者は岩波文庫で「現象学」で有名で、ハイデガー研究の第一人者でもあります。その著者が反哲学という本を過去にも出していますが、今回はその入門と言うことで新たに起こしたものです。根源的に日本人には何故にヨーロッパの哲学が理解できないのか、と言う問いかけから始まります。そこにはキリスト教があると言うことが説明されています。またニーチェ、カントから哲学が変わり、ハイデガーとナチとの関係について書かれています。キリスト教的な考えが出来ない日本人が哲学を理解できないのは当たり前で、これを読むとそうだったのか、と言うことが判ります。