おそ松くん (1) (竹書房文庫)
「イヤミはひとり風の中」「オメガのジョーを消せ」「チビ太の金庫破り」
など、名作が幾つか収められている。
しかし、なぜこの話がないんだろう?とも思った。
例えば「下町のチビ太キッド物語」「チビ太の花のいのち」など。
「チビ太の金庫破り」を読んでいて思ったんだが、この話は何度か書き直されているのだろうか?
以前読んだときと、絵が違う気がするのだ。
この本に載っている方は、何だか新しいという気がする。
設定も違っているような・・・金庫に閉じ込められたのは、おそ松たちだったはず、この話ではトトコになっている。
おそ松くん (小学館文庫―赤塚不二夫名作選)
おそ松くんが読んでみたいと思った。少年週刊誌が幾つか刊行され、友達と相談して彼はサンデー、私はマガジンを購入して交換して読もうと言う事になった。初めての雑誌、お菓子の箱入れてとても大切にしまった。でも週刊誌はすぐに増えて祖母の部屋の床の間に積みあがっていった。私はサンデーに連載される漫画の方が好きで、いつしかサンデーを購読するようになった。雑誌の懸賞、通信販売、私の少年時代は少年週刊誌をなくしては語れないのかも知れない。その中で一番思い出すのがおそ松くんである。1巻から買い始めて読むと覚えている話も多い。漫画のストーリーとあわせて少年時代が蘇ってくる。大学生の息子にも、おとうさんが子供時代に読んだ漫画だと渡すと、面白がって読んでいる。間も無くシリーズ完結。昔読んだ団塊世代は揃えておくと老後懐かしいと思う。
爆笑!アカツカTVショー‾赤塚不二夫アニメ大全‾
現在に至るまでその個性豊かなキャラクターたちがCMなどで活躍中の、赤塚先生原作による歴代のTVアニメがらみの楽曲―OP・ED以外のものも若干含む―がCD1枚にまとめられた、おトクなコンピレーション。コンパイルは高島幹雄さんで、解説執筆には鈴木啓之さんも参加している。
初代『バカボン』の主題歌「天才バカボン」が、TVサイズとレコードサイズの2バージョン入っているのだが、これは、レコードサイズだと“これでいいのだ(イイノダ〜)”という合いの手が入り、それがTVサイズを聴き慣れた耳には違和感があるので、TVサイズもあわせて収録しちゃった、という(解説より)、うれしい配慮なのだ。
早い時期の作品のうち『おそ松くん』と『もーれつア太郎』の楽曲は朝日ソノラマ原盤で、モノラル。「おそ松くん」はTVサイズ(三保敬太郎さんが作曲し、藤田まことさんが歌っていた方の主題歌は、残念ながら未収録)。
『元祖天才バカボン』関連では4曲収められているが、そのうち「バカボンブギウギ」は主題歌シングルには入らず、オンエア当時、オムニバス・アルバムに収録されていたもの。コロムビアゆりかご会、こおろぎ'73に加え、意外に歌がうまいパパ=雨森雅司さんも歌声を聴かせる、ノリのいいレアな1曲。
“スーパー父ちゃん”が歌う(あまりうまくはないけど)、新版『ア太郎』の「がってん承知ノ介」はなかなかいい楽曲なので、誰かリメイクしないかな……、なんてことも思ったりする。
『アッコちゃん』の「すきすきソング」が、亜土たんご本人の歌でリメイクされていた、というのも意外だった(でもやっぱり、オリジナルの方がいいな)。
シメはもちろんの名曲「元祖天才バカボンの春」。
ということで、66年『おそ松くん』から98年『ひみつのアッコちゃん』まで、赤塚先生が遺した大いなる遺産の一端に、このCDで触れてみてはいかがだろうか。
おそ松くん DVD-BOX
放送されてた 当時 私は小学生でした
単純に チビ太やイヤミのバタバタ劇が好きで
可愛いトト子ちゃんが好きで
毎週 楽しみにしていました。
30代になった今観てみると
子供の頃とは 違った 発見がたくさんあります。
あぁ この話は落語の「死神」をベースにして作ってあるな
とか 嫌われ者イヤミがもつ人間の義理と人情
または 子供にそっと伝える さまざまな教訓 を織り込んである
構成に やはり 赤塚不二夫 天才 と改めて 感じる次第です