NHK-DVD 新日曜美術館 奈良美智×村上隆 ニューポップ宣言
メイン音声のまじめなインタビューと。ウラ音声の照れ半分の本音トークのバランスが絶妙です。頭が固くなってきたと思ったら、笑いながら見るといいかもしれません!とにかく前進していってる2人がカッコいいっ!
NARA LIFE / ナラ・ライフ 奈良美智の日々
音楽や製作や日々の想いまで、奈良さんの素朴さが身近に ずっと感じた本でした。以前の絵と今の絵。雰囲気が変わった?個人的に感じたことが、少しわかった感じもします。
Pyromaniac Journal (Yoshitomo Nara)
基本が日記帳なので、日付欄がありますが
ごく普通にノートとしても使えます。
内容は6ミリ罫、5ミリ方眼、目盛付き無地なので
何に使おうか、表紙を眺めながら思案してしまいますが
それも楽しいひとときです。
NARA:奈良美智との旅の記録 [DVD]
奈良美智とgrafとのコラボレーションによる展覧会「A to Z」。
ソウルを皮切りに横浜、ニューヨーク・・・と続く展覧会の模様を追い、その集大成としての弘前までの彼らの活動を追ったドキュメンタリーです。
まるで文化祭を作り上げるかのような楽しさと疲労感。そこには芸術というものの持つ難解さや批評的なアプローチなどここにはまったく存在しない。
ボランティアを含めた多数の者が一つの目的のもとに集まり大きなものを作り上げていくエネルギーの集合体としての「祝祭」を見せてくれます。
映画には展覧会そのものの全貌が見えてこないという不満点はあったのですが、このDVDセットには特典映像が映画なみの時間収録されていてギャラリーとしてたっぷり展覧会の全貌を見ることもできるようにしてくれています。
深い深い水たまり
奈良美智氏の絵を初めてみたのは展覧会のポスターでした。
かわいい女の子の鋭い視線に惹きつけられました。
この本に寄稿している嶺川貴子さんという方もお書きになられていますが、最初は女性が書いていると思っていた、というのです。
私もまったく同じことを感じました。作者は女性に違いないと。
当初、奈良みちさんと読んでいました。
ある日書店で、奈良さんの本が一杯出ていて、あっこんなに人気があるんだ、と知りました。
ついでに奈良さんが男性であることも知りました。
松本清張の推理小説「影の車 (中公文庫)」で、子供の目が怖かったと自供する犯人の言葉を思い出します。
子供を天使に見立てることは多々ありますが、誰もが子供時代をすごした経験があるはずですから、そんなにきれいなだけじゃないことは判っているはずです。
一方で、大人になろうとしない人たちが増えているように思えます。
子供っぽい大人。大人っぽい子供。
奈良さんの描く少女が見つめているものが何となく感じられます。