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ガリレオの苦悩 (文春文庫) ドラマ化前からの、ガリレオもとい湯川学ファンでしたが、今回の新作は容疑者Xの後ということもあり、内海が本編で登場するということもあり、どういう物語が繰り広げられるのだろう?とわくわくしながら手に取りました。
今回の湯川学の変化は、私には喜ばしいものに思えます。
これまで彼が貫いてきた感情を抑える仮面が、石神の件を通して、また内海との出会いを通して、この本の様々な苦悩を通して、少しずつはがれているように思えます。

人の心も科学

そう言った彼の言葉や、
またところどころに隠れる彼の願い。
殺人がおきて犯人をつかまえて、トリックが複雑で面白い。
ただそういったミステリーとは一味も二味も違います。

湯川学の人間としての温かさが、もっとも感じられる本ではないでしょうか。

Office Standard Edition 2003 つい、この前、東京の大型電器店で「皆様お待たせのOffice2003最終入荷、このチャンスを逃すと二度と手に入りません!」と派手に宣伝していました。案の定、1週間足らずで完売!

半年ほど前の調査ですが、職場で使われているOfficeのバージョンでは2003が一番多いようです。現行バージョンの2007は10%にも満たない。
XP+2003だと全く問題なく作業できたのが、VISTA+2007にした途端、重い、(動作が)おかしい、使い方がわからないの三重苦に、Standardだと「定価」は2003並に高い!
ビジネスユーザがそっぽを向くのも当然です。

まあ、MSにも「面子」がありますから、Office2003という名前での再発売はできないでしょう。それなら、Office Classicとでも名前を変えて売り出せばよい。
いわゆる「アップグレードバージョンなみの価格(事実上のダウングレードなのだが・・・)」なら、結構売れると思います。

青い栞 話題作のあの花のOPです。今期のアニメの中でもそのOPの映像のつくりも合わせて
とても印象的で伝わるものがあったので購入を決めました。

クリーントーンのギターの繊細な響きとシンセのリズム、そして癖が無く気持ちのいいヴォーカルと
突き抜けるようなエモーショナルなサビメロがとても気に入ってます。ついつい口ずさんでしまうキャッチーさが何とも心地よいです。

ただ…アニメOPの構成だけだと映像の雰囲気もあるんでしょうが、切なさを少し感じつつも疾走感があり、夏の到来、青空を思わせる爽やかで
透明感のあるサウンドなんですけど、フルで聴くと結構靄がかかった作りでニュアンス的にはアンニュイな感じなんですよね。
夏の青空の下、走り出したくなるような感じが、ひとり砂浜でさざなみに黄昏た感じになったというか。
青空は青空で晴れてはいるんですけど、ちょっと雲が多めに浮かんでいるようで、少し経ったら小粒の雨が降ってもおかしくない天気ですね
あ、それは晴れてないっすねw

結構この部分で戸惑った方も多くいらっしゃったのでは?人によってはコレジャナイ…コレジャナイ…
何回聴いても気分的に空白を埋められず、本当この展開はどうかしているみたいって漏らしたくなるかも知れません

批判というわけではないんですが、意外とヤマのない曲展開でして、サビメロも若干浮いていてハマりが悪く、
ちょっと女性コーラス部分が冗長的に思えるところがあります。ちょっとフルはダレてしまうという方もいるのではないかと
フルになって歌詞もすべて判明したことでの世界観の影響もあるでしょう。今と昔、流れる時間の変化について
想いを巡らせる停滞の色が強いのです。爽やかさより、胸を締め付けるような懐かしさや切なさが大分上回る形になったんですねー重いのです
まぁあの花の世界とのリンクもありますし、曲展開もアンニュイな歌詞と合ってますから、これはこれで自分はそれなりに気に入ってます

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