エリア88 劇場版 [DVD]
確かに、原作に忠実である。
が、それゆえ原作を先に読んでいると次の展開が正確に予想できてしまい、のめり込む楽しみがあまり感じられなかった。
またTV版の後に見ると、やはり絵のできが時代を感じさせる。
音声がモノラルなのもそういう印象を強くさせている感あり。
当時としてはすごかったのかもしれないが。
(ファントムがファントムに見えないのはねぇ・・)
しかし、「エリア88」は「沈黙の艦隊」と並ぶ軍事アニメの傑作である。
興味のある方は、先ず本作、次に「燃える蜃気楼」、そしてTV版を見て、最後に原作本を読むという流れが一番はまるのではないだろうか。
エリア88 TARGET:05 [DVD]
原作でも人気の高いエピソード、”フラメンコ・サヴァイヴァー”原案の第9話"音速のタイトロープ”、オリジナルストーリーの第10話”運命のコントレール”収録。オリジナルキャラでしゃばりすぎ、原作の世界観が無視されている、時系列がむちゃくちゃetc.原作ファン(含む私)からは散々不興を買った本シリーズではあるが、10話のシン-ミッキー-新庄の絡み方は全12話の中では唯一まともに見られた。”お金は無いけど、どうしても新作のDVDが欲しい!”という方への一本としてお勧めします。
QUO VADIS~クオ・ヴァディス~ (11) (バーズコミックス)
この物語を読み始めて、初めはイエスは敵役になるのかと感じていた。でもこの11巻を読んでいて、オーディンの前では昔の子供のままの姿を見せるイエスを見ていると、そうではないと言うことがわかってきた。まだイエスがやろうとしていることの核心はわからないが、オーディンとフレイアの元で過去の話を語り、フレイアに愚痴さえこぼすイエスを見ていると、長い間生きてきた彼にも、たった一人で重く背負った物があるのだということが理解できる。
そして、イエスとずっと共にいたアテナ。彼女もまた、長い時を苦しみながら生きてきた女性だ。悲しい別れもたくさん経験し、時に絶望し、また立ち上がり、彼女もまた、目的を持って行動している。この巻では彼女の過去についていろいろと語られる。そうして、洞窟に入ったことによってアテナに起きた変化。それが彼女の気持ちを少しでも救うものであるといいな…と感じた。
12巻が待ち遠しい今回の展開だった。
クリスティ・ロンドンマッシブ 1 (MFコミックス フラッパーシリーズ)
エリ8の頃から新谷読んでますがコイツぁ読めます。
前作の続きだし。
メイド衆は砂薔薇からの伝統ですしおすし。
美少女ロリィ路線にハードボイルド風味を加味して醸した納豆的珍味。
臭みも旨みと思える方にはオヌヌメ。
それ以外の方には「食わず嫌い」ってアリだと思います。 と言っておきます。
食べれば美味しいんですけど機会が無いのはしょーがねーっす。
ぶっとび!!CPU 全集 [DVD]
キャラクター設定&作画監督がアニメ版「To Heart」の千羽由利子、声優は柊美冬(鶴野恭子)、岡本麻弥、小西寛子、三石琴乃、宮村優子、山口由里子と豪華な顔ぶれなのに、知名度がイマイチなような気がします(そんなことはない?)けど、これはなかなか楽しい作品です。
1993年連載開始の原作ですのでネタ的に古いところもありますけど、登場キャラクターやエピソードを整理し、アニメならではの演出やオリジナル要素を加えてうまく話をまとめ、ヒロイン(って人型パソコンなんですけど。某作品よりこっちが先だったんですね)を魅力的に可愛く描いています。
ただ、ちょっとえっちーな場面が多いので、家族揃ってご覧ださい!とは言えないのがアレですけど・・・。