青春の輝き ~playsカーペンターズ
カレン・カーペンターの深くて温かいヴォーカルが皆の心に息づいていますので、そのレパートリーをフルートで演奏するとなるとBGMのように聞こえてくるのでは、と一抹の不安を隠せないまま、聞き出しました。
高木綾子は、カレンの歌のフレーズをとても大切にしています。収録当時、東京芸術大学4回生でしたが、過去のコンクール優勝歴同様、安定した演奏を聴かせてくれました。ポップスとクラシックとは伝えるべき感性がことなるように思いますが、抒情的な曲とフルートの相性はとてもいいですね。音色もいいですが、フレージングの歌わせ方に感受性の素晴らしさを感じました。
若い方もよく知っている「青春の輝き」、ボサ・ノヴァタッチの「マスカレード」、カーペンターズの編曲を大切にした「涙の乗車券」、そして今も多くの人に聴かれる「スーパースター」「イエスタデイ・ワンス・モア」「遥かなる影」、深い音色が印象的でフルートによく合う「愛のプレリュード」「ハーティング・イーチ・アザー~ふたりの誓い」「動物と子供達の詩」など愛してもやまない名曲の数々を堪能しました。
センチメンタルな気分にピッタリの「雨の日と月曜日は」も良い演奏でした。ストリングスとフルートのからみも美しく、中間部のジャジーなフレーズの処理も巧みでした。もう少し陰影がつくとこの曲の深い意味合いがでるのですが。
惜しむべきは「ア・ソング・フォー・ユー」の冒頭の畳み掛けるような切ないフレーズにもう少しパッションが欲しかった気がします。表現力のある奏者ですので、より一層感性の研ぎ澄ましを願いたいと思っています。
ポケット地球儀DS さわって楽しむ人類5000年の歩み
地球儀に触れて世界の事を学べるという作りは、とてもいいと思う。
また、歴史に関してはなかなか多彩な内容が盛り込まれていて、ヒマな時に時系列で自動再生のものを見ていると楽しい。ただ、せっかく地球儀があるにもかかわらず、地理情報の少なさ・中途半端さがひどい。地名も、地方の名やら都市名やらが同階層にゴチャゴチャあって(そもそも情報量が少ないのだが)地理的側面にも期待して購入しただけに、尚更そう感じてしまった。歴史に★3つ、地図としては0。
アイディアは良いのに全体的な作り込みの甘さが目立ち、非常に惜しい。
最後に前向きな意見を言うと、いっそこれをベースに世界地図に特化したソフトを出したら面白いのでは?
セカンドライフの歩き方 (アスキームック)
良くも悪くもガイドブックであり、MOOKなのが本書だと思います。本書を見ながらセカンドライフを歩き始めれば、初期の試行錯誤する時間が節約できます。
書店のトラベルコーナーに様々なガイドブック、MOOKが並んでいます。また、PC関連書籍コーナーにはいろんなソフトのガイドブックがあります。それらのノリで作られたのが本書なのでしょう。難しいところは一切なし、PCの脇に置いて読みながら操作すれば簡単にSL(secondlife)の住民になれます!
住民になって1ヶ月を越えたボクにとって、ほとんどのところは後追い確認だったけれど、新鮮かつ面白かったのはリンデン・ラボ社の章でした。今後、この会社がそのままSLを発展させるのか、吸収合併の嵐の中で創業者利益を得て他社に譲渡するのかわからないけれど、彼らの考え方に共感!
本書の(あるいは著者の)方針としては、住民同士のコミュニケーションをもっと強調して欲しかった。他人が作った世界を飛んでみて回るのもすごく楽しいのだけれど、また、新しいビジネスの可能性もあるとは思うけれど、3Dを背景にしたコミュニケーションは言語の壁を少し低くすると思う。
D24 地球の歩き方 ミャンマー 2011~2012 (ガイドブック)
このシリーズは他にも購入してますが、可も無く不可も無く。
ただ、旅行のグレードによって状況が変わってくるので、参考程度でしょう。(当たり前ですが・・・)
旅行前の基礎知識として投資する価値は微妙です。
ネバーワールドの歩き方-マネーライフ編-
間違いの多さが目につくし、おそらくネバーをわかってない奴が編集したと思われる。ただ、間違いなく「本」であるアドバンテージは確実にあると思うし、攻略サイトを見ながらこのゲームをやるのは、辛いので、本をみながら出来る点においては、かなり利便性が高い。絶対、「ネバーワールド」が好きな奴に編集させるべきだと思う。例えば、「ネバっ娘」の管理者とかね。