大映テレビ主題歌コレクション~TBS編~
最近、職場で一昔前のドラマの話で盛り上がっています。やはりすぐ出てくるのは「スクール★ウォーズ」「不良少女とよばれて」「ポニーテールはふり向かない」・・・。これらの主題歌は耳に残っていて今も忘れられず、むしょうに聴きたくなって思わず購入してしまいました。もう最高です!!昔見ていたドラマの映像が頭の中をかけめぐって、しばらくははまりそうです。この良さをドラマと共に下の世代に伝えていこうと思います。
大映テレビ ドラマシリーズ 乳姉妹 前編 [DVD]
今週、「乳姉妹」のDVDBOXを買いました。
私は今34歳です。小学校高学年位の時に「不良少女と呼ばれて」で伊藤かずえさんを見てからファンでした。
伊藤かずえさんのファンになる前は、松田聖子さんなど可愛い系のアイドルのファンでしたが、大映ドラマにはまってから伊藤かずえさんの演技の上手さに魅了されました。
数ある大映ドラマでも、可愛いアイドルが主役になる事も有りましたが、かずえさんファンの私としては「乳姉妹」や「ポニーテールは振り向かない」など、かずえさん中心のドラマが一番好きでした。
ストーリーの中で、普通だったら苛められているシノブさんに肩入れする所ですが、かずえさんの迫真の演技に、ただただ関心しました。
最近の若い女優さんで、ここまで汚れ役(本来は千鶴子は芯が有り素敵な女性キャラですが)を演じられる方は数少ないと思います。
又、男性キャラから求愛されるストーリーに、ドキドキしながら見ました。
「乳姉妹」は本当、名作ですね。
かずえさんもその後、不良&イジメ役を脱皮するのに悩んだ事も有ったかもしれませんが、当時、大映ドラマの不良役の迫真の演技は、今見ても素晴らしい感動します。
大映テレビ ドラマシリーズ 不良少女とよばれて 前編 [DVD]
数多くの大映ドラマの中でも、1、2を争う
最高傑作ドラマでしょう!!
主演の伊藤麻衣子(現・いとうまい子)や、脇を務めた伊藤かずえ、松村雄基、比企理恵の
演技がすばらしいです。
当時、見たときは涙しなかったのに
30代を過ぎて見ると泣けるシーンもかなりありました。
また、大映ドラマらしいセリフもすばらし。
次はどうなるの??!!っていう見始めたら
やめられません。
MIEが歌う主題歌「NEVER」も、ドラマにピッタリ合っていますね!
もともと笙子役は、伊藤麻衣子が演じる予定ではなく
放送当時の84年デビューアイドルが、演じるハズでしたが、
アイドルとして売りたいとの事で、アイドル脱皮をしたかった伊藤麻衣子が演じました。
演じる予定だった、アイドルが誰だったか気になります。
大映テレビ ドラマシリーズ 不良少女とよばれて 後編 [DVD]
仮退院するまでのストーリーは非常によく練られています。主人公とモナリザ(伊藤かずえ)の対立、麻里(比企理恵)の死などを乗り越えて、周囲の妨害にもめげず努力し、その姿によって対立していた人間とも和解していき、最後には仮退院するまでストーリーは大映特有の大げささはあるにせよ今見ても非常にすぐれたものがあります。特に園長である名古屋章の誇張気味の演説(NEVER GIVE UP)は感動ものです。
ただ恭子(岡田奈々)が業務上の事故から子供を死なせたことによってヤクザにつけこまれ、覚せい剤にまで手を出してぼろぼろになっていき、それを救うために主人公たちがもう一度不良にカンバックしてしまう、というのはどうも少年院での更正話とストーリー的に矛盾している気がしてなりません。
よって総合的には星四つですが、作品全体のエネルギーは相当なものです。大映ドラマとしては「スクールウォーズ」と双璧の名作です。
ぜひとも見ていただき当時の自分を思い出してほしいですね。
特典映像にいとうまいこ、伊藤かずえ、松村雄基の共同インタビューが入っているのも見ものですよ(20年たつと顔も声も大分変わりますね)。
クライマックス 80’s YELLOW
80年代(と70年代の終わり頃)の曲を集めたコンピレーション・アルバム。
全体的な印象としては、新規性に欠けるように思う。ここ数年、CDが売れないと言われ続け、こういった種類のコンピレーション・アルバムや、カバーアルバムが幾つも出されているが、このアルバムもその中の一つに過ぎないように思う。もちろん、収録曲はどれも有名な曲ではあるが、逆に言うと他のアルバムで十分に入手可能なものばかりが並んでいる。もっというなら、ある意味、お決まりの曲が大半を占めているとも言える。その中で、このアルバムならではの色ないしは、存在意義は何なのか、がどうにも見出せない。同時発売のCDとの重複曲は無いといくら言ったとしても、既に発売されている同種のコンセプトのコンピレーション・アルバムと大半が重複しているのだから、そんな狭い範囲のことを言っても何の意味がない。聞く側からすれば、どのレーベルから出ているかが重要なのではなく、聞きたい曲があるか、聞きたい歌手が入っているかの方がはるかに重要だ。安易な企画ものばかりでなく、もっと違った形のアプローチの仕方を考えた方が良いと思う。