コント55号のなんでそうなるの? DVD-BOX
コント55号の集大成的番組だった。年末に紅白の裏番組として生中継されていたこともあったと思う。確か「山彦屋」・「取調べ」・「個展」等のネタがあった。腹がよじれるほど笑った事を覚えている。当時は家庭用VTRがなく、カセットテープに録音していた。今やそのテープも無く、記憶も薄れてきたので、DVD化を待ち望んでいた。どの位待っていたかと言うと、文章では表現しきれない程待っていた。舞台狭しと動き回る欽ちゃんと二郎さんの勇姿を再び見られるかと思うと発売が待ち遠しい。どんなネタが収録されているか分からないが、とにかく星5つ!
シネマ de 昭和 コント55号とミーコの絶体絶命 [DVD]
昔は、コメディアン(今のお笑い芸人とは全く違う)、歌手(今の自称アーティストとは違う)も花を添える役から主演作まで、映画出演は、人気が出てくればやる仕事の一つだった。見て下さい。監督や共演女優陣。こういう企画が、普通に出来たのだ。脚本、演出、笑わせどころは、今の映画やTVに毒された目から見れば、やや古いかもしれないが、それを補って余りある味わいがある。「趣味は自分磨き」とか「性と官能が人生の全て」とでも言ってるような女優のつもりの勘違いセックシータレントには、死んでも勝てない、倍賞、太地(二人とも若い分とてもキュート)を脇役にしてしまう若き日の由美かおるのきらめきを見よ!明快なストーリー展開の中を、上記の美女たちを相手にドタバタ駆け抜ける二人の庶民的な爆発的パワーを堪能できます。
いくよ、二郎さん はいな、欽ちゃん―小説・コント55号
思えば、コント55号は相当に斬新だった。漫才でも喜劇でもない「コント」という新しいお笑いの様式もさることながら、テレビ画面の枠をはみ出すパワフルな狂気と、「野球拳」に代表される確信犯的な俗っぽさが、理屈抜きで子供心を鷲づかみにした(そのぶん世の親たちには大いに顰蹙を買って嫌われたが…)。
やがてブームは沈静化し、欽ちゃんは一時の低迷を経て「欽どん」「欽どこ」など、家族で安心して楽しめるお笑いへと芸風を昇華。二郎さんは「夜明けの刑事」など演技の世界へ活躍の場を移したが、一定世代以上の人にとって、永遠に二人は「コント55号」の欽ちゃんと二郎さんである。そんな二人が浅草時代は互いに反目していたこと、二人が世に出るために事務所社長の人一倍の熱意と努力があったこと等、本書を読んで初めて知った逸話も多い。会話や描写が妙に青臭かったりもするが、それも「昭和」の空気感なのかなあ〜と思わなくもない。
お笑い百貨事典 9 昭和45年~53年 テレビが育てた芸人
人生いろんな出来事がある。まさに世の折り返し地点が今の時ではないでしょうか。でも変わらないものがあります。人・感情・心を持っている事‥特に笑いは人間の心をいやしてくれますし、活力を与えます。こういう時代だからこそ笑いが欲しいのです。嫌な事件の多い報道より笑いの一こまが欲しい時ではないでしょうか。
小説・コント55号 いくよ、二郎さん はいな、欽ちゃん
思えば、コント55号は相当に斬新だった。漫才でも喜劇でもない「コント」という新しいお笑いの様式もさることながら、テレビ画面の枠をはみ出すパワフルな狂気と、「野球拳」に代表される確信犯的な俗っぽさが、理屈抜きで子供心を鷲づかみにした(そのぶん世の親たちには大いに顰蹙を買って嫌われたが…)。
やがてブームは沈静化し、欽ちゃんは一時の低迷を経て「欽どん」「欽どこ」など、家族で安心して楽しめるお笑いへと芸風を昇華。二郎さんは「夜明けの刑事」など演技の世界へ活躍の場を移したが、一定世代以上の人にとって、永遠に二人は「コント55号」の欽ちゃんと二郎さんである。そんな二人が浅草時代は互いに反目していたこと、二人が世に出るために事務所社長の人一倍の熱意と努力があったこと等、本書を読んで初めて知った逸話も多い。会話や描写が妙に青臭かったりもするが、それも「昭和」の空気感なのかなあ〜と思わなくもない。