ナッジ・イット・アップ・ア・ノッチ
ジャケットはCDサイズのものとしては、ギャラクティックのクーリングオフと!、2を競う素晴らしもので、クロッパーの名前がなくともスタックスのトレードマークだけでジャケ買いだね。
しかしながら、これはキャバリエのソロアルバムという味わいです。
2曲インストもありますが、それもクロッパー大爆発という感じではありません。
黒人フィーリングの白人同士なのに、絡むと妙に白人臭いことになってまんがな。
キャバリエもグルービン(山下達郎のアレ)で知られるヤングラスカルズのつわもの。
久々で力が入りすぎたのでしょうか。
新しい靴を履いても、妙に似合わない。
古い靴をピカピカに磨いて背筋をスタッと伸ばしたようなライブアルバムを期待します。
孤島の土となるとも―BC級戦犯裁判
大変読み応えのある良い本です。各地域別・各相手国別にどのようにBC級戦犯が裁かれていたのかを淡々と膨大な資料を基にして記してあります。貴重な歴史資料だと思います。勝者が敗者を裁くということが良く分かります。そのことがどれだけ難しい矛盾に満ちたことであるかをこの本は教えてくれます。
ノーマニフェスト for UESHIMA [DVD]
このストーリーは面白かったです。演出なのでしょうが、画面をひと回り小さくみせなくてもよかったのになぁと思いました。さてこんなBBTキャスター曰くスベッテいる芸人が村長選で当選できるか、いや落選するかはネタバレになるので控えさせていただきます。しかし最後のあの銀座の恋の物語は何だ?(笑
MEDIANOCHE
フロントはマイケル・ブレッカー(ts)、マイク・マイニエリ(vib)、デイヴ・バレンティン(fl)。
ドン・アライアス他percが3人。
すごいメンツですねえ。
内容はというと、基本的にドン・グロルニクの複雑怪奇なオリジナル曲を、チャカポコ楽しいラテンリズムでやっちゃおうといった感じ。
まあ中にはホレス・シルバーの曲(5)なんかあったりで難解なだけではないですけど。
ソロイストはあれだけのメンツ、悪かろうはずはないんですが、みなさんいつもよりちょっとおとなしいかな。
ドン・グロルニクのピアノサウンドは、こんな中にあって、常にセンシティブで美しさを失わないのが不思議。
良くも悪くもドン・グロ・ミュージック炸裂。ぼくは好きですけどね。
ノッチの愛妻日記 僕の嫁は名プロデューサー
ここまで人を信じかけてきた友美夫人の愛の深さと芸人としてのノッチ自身の運の強さとそのダメっぷりが面白い一冊。
マラソンもオバマも夫人のアイデアというあたりが泣かせる。鬼嫁と恐妻家として有名な二人だが、ただそれだけではないのだということを感じた。