ダニエル・パウター(初回限定スペシャル・プライス)
海外のオフィシャルサイトで、『バッドデイ』などのミュージックビデオや英語の歌詞が見れるのですがほんとに励まされる曲ばかりで、癒されます。個人的には『バッドデイ』のミュージックビデオの“二人の広告への落書き”が見ていてほのぼのしました。
最後の初恋
『マジソン郡の橋』のような熟年男女の純愛ストーリー。45歳のエイドリアンは、夫に裏切られ、今は一人で3人の子供の世話と年老いた父の介護をする日々。もう、自分の中の女を意識したのはどれくらい前になうだろう。54歳で外科医のポールは、仕事に打ち込みすぎ、家庭をないがしろにしたために、愛する奥さんには逃げられ、一人息子には嫌悪され、気がついたら天涯孤独の身となっていた。その二人が、海辺の小さな村ロダンテの<イン>で出会い、激しい恋に落ち、5日間愛し合い、別れた。
こうなると、ほとんどハーレー・クイーン・ロマンスのような物語となってしまうが、ニコラス・スパークスの恋愛小説は、いつも、単純に愛し合う2人の人間関係で話が終わらない。エイドリアンの長女は、夫に死別し、それ以降、うつ病のような物想いに沈む毎日を送っている。ポールは、一人息子との関係を何とか修復したいと望んでいる。それらの、いくえにも絡み合った人間関係の糸が2人の純愛を契機にほどけていく。
離婚や、浮気や、無関心などにより、人生の喪失感を味わったことのある人にとっては、自分のことを『理解してくれる』、自分は『愛される価値のある人間である』と気づかせてくれる恋愛をすることは、人生を前向きに生きていくうえで最も必要なことではないだろうか?35歳以上で、愛を失った悲しみを持っている人にとっては、読んで損はなく、温かい読了感を与えてくれる筈だ。
ベスト・オブ・ミー~ベスト・オブ・ダニエル・パウター(初回限定スペシャル・プライス盤)
私は某FM番組との赤坂さんとのインタビューを聞いて買いましたが、
彼自身も家庭を持ち、じっくり音楽に向き合う時期になったのか、そう感じました。(実直に活動していくのでしょうね。)
2枚のアルバムを持っている方には疑問符も無くはないですか、個人的には初めの新曲の
ルーズトゥウィンに今の彼自身の主張がこめられています。
(この新曲は1STアルバムの雰囲気漂うナンバーです。ジョン・レノンのカバー曲も素直な感じでした。)
少なくともこれから、彼のファンになる方には、買って損は無いと思いますよ。