若者のすべて【HDニューマスター版】 [DVD]
ううん、あまりにも有名な題名。
ヴィスコンティだったんですね、これ。
なかなか凄まじい内容ですよね(;^_^A
特に次男と三男の争いに巻き込まれる彼女が可愛そう(T_T)
酷いわ
それでも家族は崩壊しない。崩壊させない。
ヴィスコンティは、よく家族をテーマにしているが、そう簡単には崩壊させない。
だから、崩壊したパターンは物凄いことになるんですよ(T_T)
これはしないから、ラストが素晴らしいです。
私は四男の意外な思いやりに感動しました。
しかし、なんだろう、この頃からカラーを意識している気がするんだよな。色がないのに色が見えるんだよなぁ(;^_^A
なんか今までとは一味違う。
なんとなくだが、地獄に落ちた勇者ども、に繋がっていく匂いがします(^-^)
若者のすべて [DVD]
イタリアの南部の田舎から北部の都市ミラノへ上京してきた家族の若い男たちに降りかかる運命のいたずらを名匠がぐいぐいと描きに描きつくす人生映画の傑作です。
美しい売春婦役アニー・ジラルド。そして彼女に魅了された次兄役レナート・サルバドーリと3男役のアラン・ドロンの因縁の恋と宿命の対決が見る者をくぎ付けにします。
己を振った女と弟が熱愛していると知ったサルバドーリが、ドロンの目の前でジラルドを強姦するシーン(脱がせたパンテイーを振りかざす!)や、大嫌いなはずのサルバドーリの強引な求愛に思いとはうらはらに身体が応じてしまう場面。
それとは対照的に、うぶなドロンの純情にほだされて堅気に戻ったジラルドが、生まれて初めての恋に身を焼かれ、2人でミラノの市電に乗る「映画史上もっとも美しい」数秒間。
ドロンから兄のために身を引くと告げられたジラルドが、絶望に駆られて走り去るドウモの屋根の大俯瞰。そして「死にたくない」と叫びながら川のほとりで死んでいくジラルドの哀れな姿……。
こうやって書き出していくだけで、それらの名場面が瞼の奥で次々に甦ってくるようです。後年の重厚長大なヴィスコンティやドロンから喪われた、映画の青春時代の匂い立つような若々しさがこの1960年製造のモノクロフィルムには流れているようです。
Here We Stand
前作コステロはとてもいいノリと口ずさんでしまうナンバーが多かった。このアルバムはいいノリと重めのギターサウンドのナンバーが多い。個人的にはどちらもいい。今後もっと評価されてもいいアルバムではないでしょうか?次が楽しみ。
Costello Music
'70sブリティッシュ・ロック世代です。
ジャケと皆さんのレビューに感じるところがあって、値段も安いし試してみようかと購入。
すごく楽しい! これならケチらず、曲数の多い盤を買えばよかったかも。
どなたかも書いていらっしゃいましたけど、
「なつかしいのに他のどのバンドにも似ていない」バンドです。
ファンティンズ・オブ・ウェインを聞いたときも↑同じように感想を持ちましたが
もちろんFOWにも似ているわけではありません。
いやー、もういろいろ出尽くした、「新しい」ものは生まれない、と思っていましたが、
そういう傲慢なことを考えるもんじゃありませんね。
いやいや、そういう理屈っぽいものではなく、とにかく楽しめます。
単純そうでいて全然薄っぺらくない。びっくりしました。
Costello Music
圧倒的なポップ・サウンドを武器に1stアルバムでいきなりUKアルバム・チャートで2位を獲得してしまったグラスゴー出身の3Pバンド。
アークティック・モンキーズやリバティーンズが引き合いに出されるサウンドを持つこのロック・バンドを結成しているのは、ジョン・フラテリ、ミンス・フラテリ、バリー・フラテリの3人。
全員が「フラテリ」姓を名乗っていますが、赤の他人です。ラモーンズ的発想。
ポップで印象的なフレーズが多いのに、ズッシリ重めの音、ってゆうミスマッチ感が絶妙!
聴いてるだけで元気になれそうな曲ばかりでシングル曲のM5.Chelsea Daggerはライブで♪トゥ・トゥ・ル・ル〜♪の大合唱間違いなし!