岡田提督はんくんのじっくり動画天国
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おすすめベスト10!
バッハ:ヴァイオリン・ソナタ集 BWV1014-1019
正統派の演奏です。そういう意味では面白みがないかもしれないですけど、しかしバイオリンの音は最高です。なめらかで絹のようなつやを感じます。美しい。
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
甘ったるく華美なチャイコフスキーはこの人からは期待していなかったが、その通りだった。しかし、それが悪いのかというと、それはまったくない。むしろすばらしいと思う。
下手すれば安っぽく感動を押し付けるがごとき音楽に成り下がってしまうチャイコフスキーだが(そういうところも含めて大好き)、ツィンマーマンにかかると端正なメロディが浮かび上がってくる。一切刺激的な音を発することもないのも毎度のことではあるが、このアルバムでは特にその傾向が強い。ヒステリカルにならず、淡々とメロディを丁寧につむぎだしていく。そのおかげで、トゥッティが生き生きと聞こえ、それが故にチャイコフスキーならではドラマティックな展開が聴ける。
とにかくこれだけ安定したチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲はなかなか聴けないのではないだろうか?
ハイフェッツとライナーの颯爽とした演奏もいいし、パールマンとオーマンディの華麗な演奏もすばらしい。そういった名盤、愛聴盤の列にこの安定感抜群なツィンマーマンとホーネックの演奏を加えたいと思う。
チャイコフスキーのほうばかり触れてしまったがブルッフのほうもしっかりとした構成で演奏されている名演。
グレイテスト・ビデオ・ヒッツ [DVD]
プロモ映像もまたカッコイイ、スタイル・カウンシルです。Pウェラー、Mタルボット、D・Cリー、Sホワイトの絶妙な掛け合いのセッションがたまりません。また、当時のリラックスした屋外での映像もあり、名曲の数々に乗って見ているほうもお洒落でリラックスした雰囲気に浸れます。音声トラックと同一テイクの曲の他に、ビデオでしかない貴重なテイクの曲もあって、スタカンフリークにはこれまたたまりません。「エヴァ・ハット・イット・ブルー」はフィンガーカウントから始まる貴重なバージョンです。
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