絶体絶命でんぢゃらすじーさん1 じーさん降臨なのじゃ!編 [DVD]
原作のありようからかオムニバス形式だが、ひとつひとつの作品に繋がりはない。というか主役達があきらかに何度も死んでいる(笑)が、次からは当たり前のように登場してくる。極論だと主人公であるじーさんと孫、校長、ゲベ(という謎の生物)の4人しか登場しない。これらにゲストが絡んで長短さまざまなギャグがこれでもかとちりばめられている。作品ごとに担当クリエイターがほぼ一人ということからか当たり外れはあるが、総じて破壊的な(そういった意味では本来的な)ギャグは面白い。コメディとギャグの違いがはっきりと判って制作されているのは今どきのアニメではある意味貴重かも。
でんぢゃらすじーさん邪 1 (てんとう虫コロコロコミックス)
収録作品は・・・
じーさんじゃっっ!
遊園地はキケンじゃっっ!
ワシとジャンケンポンじゃっっ!
ワガハイが校長じゃいっっ!
本屋さんへ行くのじゃっっ!
雨でも遊ぶのじゃっっ!
ココから絶体絶命でんじゃらすじーさん
小石がはねるのじゃっ!
夜ふかししちゃうのじゃっ!
ドキドキ!スタミナドリンクじゃっ!
ノートがきたないのじゃっ!
じーさんジュースをのむの巻
ねごとがあやしいのじゃっ!
タンスの感動秘話じゃっ!
トイレットペーパーがにゃーいのじゃっ!
です。
作者が好きな話ベスト3は
1位.本屋さんへ行くのじゃっっ!
2位.じーさんじゃっっ!
3位.トイレットペーパーがにゃーいのじゃっ!
絶体絶命の時の違いは、孫の服以外に、
タイトルの「っ」の数が多いのを発見。
絶体絶命でんぢゃらすじーさん 第12巻 (てんとう虫コロコロコミックス)
弟が購読していたので、ついつられて読んでしまったのですが、とにかくとにかく面白い!!
勢いというか、パワーのあるテイストと、意外性のあるギャグがたまりません!!
また、(カバーをはずした場合も含む)表紙・裏表紙・見開きページや作者のコメントまでもが面白いのです。
近年稀に見る、実験的なギャグ漫画ですな。
絶体絶命でんぢゃらすじーさん 3 まご絶体絶命なのじゃ!編 [DVD]
この4巻から脚本、演出と作画監督に新しい人が参加しているご様子ですが、すげぇハイパーシュール路線です。
今まで突っ込みに徹していた孫がボケに回ったり、校長のバカ路線がさらにパワーアップしたり、意味不明系の「最強さん」が出てきたり、遂にはゲベが・・・
冷静に考えたら、製作にまわった場合、このアニメって自由度が高いですよね・・・
ほぼ、やりたい放題ですからねぇ・・・
多分、この人に影響されただろうと思いますけど、さらにギャグレベルがアップしているのを感じました。
そやまつり―曽山一寿短編集 (てんとう虫コミックス)
でんぢゃらすじーさんファンにはオススメです。
曽山氏のギャグスタイルはあまり変わっていないし、
内容もまあまあおもしろい。
今と違うところはコピーを使ってないところと、
あとは・・・・紹介してもしょうがないので実際に読んでみるべし。
今との違いを楽しむのが短編集の楽しみ方である!・・・・のかな?