【サンコー】 ポータブル風力発電機 【WPP2010K】
ロードバイクで300km超のロングライドをこなすために購入しました。ナビ(SONY U-37)への電力供給と、あわよくばライト機能で装備するライトを一個減らせないかなという目論見でした。結果からいうと、本体内蔵のバッテリーがあるため、事前に充電していた分だけはキッチリとナビへ充電でき、走行で発電したぶんはランタイムも伸びました。ライトは位置を知らせるぐらいの役目は果たしてくれました。ネタ装備かと思えば、意外と実用的たったということです。
ただ、問題は、重量と占有体積からすると、ナビへの給電は外部バッテリーでしたほうが有利で、位置ライトとしては、普通にライトを装備したほうが明るくて軽かったということです。
個体の問題かもしれませんが、ナビへの給電でバッテリーと使い果たした後、風力だけでバッテリーへ蓄電しようとしてもできませんでした。完全放電すると、充電にはUSBから給電するほかありませんでした。完全放電後はライトも点灯しませんでした。
完全放電するまえにナビへの給電を止めれば問題は起こりませんでしたが、疲れた中でバッテリーにまで気を回すのは困難なために、現在はロードバイクから取り外しています。近距離でのライト使用は、時速28km以上で走っていれば延々とバッテリーの心配がなく走行できて便利で問題がなかっただけに残念です。
ハブダイナモ型の商品からUSBへ給電する商品もぼちぼち出てきています。フロントハブに横付けするものがキャパシタやバッテリを内蔵しているのかはわかりませんが、ポータブル風力発電機はバッテリーを内蔵しており、ナビへの過負荷の心配もなく、過渡期の製品として十分に楽しませてくれました。
自転車での発電、とくにUSB給電が最終的にどのような形に落ち着くのかはわかりませんが、このような製品があったことを記憶に留めておきたいと思います。
自分で作る風力発電 (大人の週末工作)
実際の風車制作の経験から書かれているので、風力発電が身近なものであるとわかりました。
また、図や写真が多いので読みやすく、あまり難しく感じることはなく、スムーズに読めました。
実際に使用できるということは重要であり、電気の自給自足の可能性を垣間見ることができます。
これからの時代、電気の供給について先行きが不透明なだけに、自分の手で電気について考えるよい機会になると思いました。
物理・発電 風力発電工作キット
ずーっと自力で部品を買い集めて、風力発電機の工作をしてましたが、電気の知識がないのでLEDを点灯させることができませんでした。
このキットを試したところ、40分でLEDを点灯させることができてしまいました。
ただ、注意点としては、扇風機の強じゃないと、ハッキリLEDが点灯しないのと、モーターとLEDはハンダ付けかそれに相当する接続をするべきかなと思いました。
トコトンやさしい風力発電の本 (B&Tブックス―今日からモノ知りシリーズ)
風車の基礎、種類、性能、コスト、資源量、利用法、世界の動向から将来の見通しまで、風力発電にまつわる幅広い事柄を取り上げている。このシリーズのフォーマットに沿っており、図表も豊富。
この著者には珍しく、研究色は比較的薄い。その一方で風速の分布や発電量予測、故障要因等の実データが紹介されているなど、実用性が高い。ビジネスで携わる人の入門書として好適と思われる。
テクノスケープ 人工的空間風景 ~工場・ダム・風力発電・立体交差~ [DVD]
工場萌え系DVDとは一味違う凝縮された映像構成と音楽に癒されます。
心地よい音楽とスタイリッシュな映像は観ていてあきません。
何の変哲もない鉄塔や高速道路立体交差の映像がとても美しく
そして音楽とシンクロすることで不思議な感動があります。
またヴィバルディ、モーツアルトなどのクラッシック音楽が現代的な
建築物と合い新鮮な感じがします。
このDVDを観ていると人間はほとんど映っていませんが何故か人を感じます。
どこか危うさと儚さを感じながら巨大な建築物を目の当たりにすると
自然の風景とはまた違った感動を覚えます。
アメーバーの様に膨れ上がっていく工場地帯は、人間の限りない欲望と
エネルギーを感じながら、これから1000年後に果たしてこれらの建築物が
どれだけ残っているだろうか。コンビナートは水中に没し、ダムや高速道路、
高層ビル群は、マヤ文明の遺跡の様にジャングルの中に呑込まれているかも
しれません。もちろんそこに人類が居るとは限りません。
何かそんなことを感じさせる映像作品です。
購入して決して損のないDVDの一枚です。