急性膵炎診療ガイドライン〈2010〉
急性膵炎は2003年の全国調査で約3万5千人だったという。誰でもなり得る身急性膵炎診療ガイドライン〈2010〉近な病気といえる。激しい腹痛がその兆候だが、診療所などで見逃しもある。一般の人にも、十分な知識が必要になる。
「急性膵炎診療ガイドライン2010[第3版]」は、内外の論文を集大成しており、患者にも役立つ。教科書のような構成で、専門用語が多く、やや難解である。患者向けではないが、急性膵炎になれば、急きょ入手して、飛ばし読みしてでも、自分の症状に対応するところを読んでおくように勧めたい。
このガイドラインを開きながら、主治医と治療方針を議論するのもよいだろう。日本の医師はまだ、そうした患者の対応を嫌がる傾向にあるけれども、自分の体のことだ。医師任せにするのではなく、治療の根拠をただしておくことが望ましい。
科学的根拠に基づく急性胆管炎・胆嚢炎の診療ガイドライン
ガイドラインが多くて全部買っていたら大変ですが、胆のう炎、胆管炎は多いので持っていた損はないでしょう。
治療のアルゴリズムも載っていて見やすいです。職場に1冊あれば良いでしょう。