僕はサラ金の星です!―安部慎一最震作品集
根本敬さんが装丁を務め大絶賛している本です。その「僕はサラ金の星
です!」は不気味な作品に仕上がっており、登場人物の行動がほぼ理解
できません。所々会話がかみ合ってなかったり絵も他の安部作品と違っ
て女性の体型が変だったりでこんなにぶっ飛んだ漫画が読める事に幸せ
を感じました。作者自身、これを描いた当時は宗教に染まっていて頭がおかしかったと
言います。
それ以外の作品の中にもそれに通じたものはありますが、切ない「除夜」
や「結婚物語」のようなホンワカとした心が温まる作品も多数あり、とて
も大好きな一冊です。
真・女神転生デビチル DVD-BOX 第1章
昔のビデオを整理していたら、ちょうどデビチルの入ったビデオを見つけて
もっと高画質で観たいな! と思い購入しました。
ビデオのレンタルはやっていた(?)ようなのですが、DVDのレンタルがなかったというのも購入理由の一つです。
当時は本当に毎週観てました。
デビル達と協力しながら悪いデビル達と戦ってナカマにしていくという単純で分かりやすい所が今でも好きです。
でも、やっぱり展開は小学生向けなので、こんな所で昔は笑ってたなぁ。とかちょっと恥ずかしくなってしまいます。
仲間と協力する大切さを教えるという意味では今の小学生にみせても恥ずかしくない作品だと思います。
真・女神転生
クセのあるキャラクター、クセのあるシステム、クセのあるストーリーはともすればプレイヤーを選ぶかもしれない。だが選ばれた人は幸いだ。主人公=自分であるこのゲームをプレイする事で、神と悪魔と人間に翻弄されながらも自分の道を切り開き成長していく過程を疑似体験できるのだから。舞台が現代で話に入り込みやすく、ダンジョンやマップが無機質で余計な感情やストレスを感じなくて済む。悪魔達のシンプルながらも活き活きとした会話が非常に良い味を出していて、仲魔にするための駆け引きもスリリング。