サッカーを知的に愉しむ (光文社新書)
日本優勝を夢見るところに共感がもてました。
いろいろなフットボールファンがいていいと思いますが、
本書を書くようなファンが増えるといいと思います。
いろいろな雑誌や本で、いろいろな情報が流れると嬉しいです。
本田の男は骨で闘う 本田圭佑、本田多聞を育てたオリンピアンの日本人の心を強くする言葉
このレビューは、W杯予選の対オーストラリアのアウェー戦翌日に書いております。
本田圭佑選手は昨年ヒザを故障しましたが、完全復活し、むしろケガ前よりも進化しているようにさえ見えます。
意外にご存じない方が多いようですが、本田家は大変なアスリート一族です。一族で総計六回オリンピックに行っている、というだけで少しは凄さがわかると思います。
そんな本田一家で初めてオリンピック出場を果たしたのが著者の大三郎さんです。ときどきメディアに登場することがありますが、圭佑選手の言動を見ていると、大三郎さんの影響が至るところに見られます。
本書では、そんな大三郎さんがこれまで半世紀以上見つめてきた日本スポーツ史があますところなく語られており、そのまま実生活で使えそうな教訓がちりばめられています。サブタイトルの「日本人の心を強くする言葉」は決して誇大広告ではありません。
少しでもスポーツに縁がある人全員におすすめの一冊です。