ドージンワーク (1) (まんがタイムKRコミックス)
ドージン=漫画同人誌を題材にし、その世界をリアルに描く!
というわけではなく、テキトーな感じのオタク向けギャグ漫画です(笑)
かくいう私も同人誌即売会に参加して本を出したことがあり、
書いたは良いものの出来上がりを周りと見比べると……売上なんて……
でも……恥ずかしさが快感に……とかはすごーく身に覚えがあって笑ってしまいます。
この作品の登場人物たちのように、エッチなゲームを一緒にプレイしたり、
セクハラチックな馬鹿話をして盛り上がったりできるのがオタク友達のいいところ。
ある意味、萌えなんて言葉じゃ説明できないオタクの感覚を見事に表現できているのではないでしょうか。
ネガティブなイメージが無いのがヒロユキ氏の作風の良いところで、
エッチなネタや下ネタも下品じゃなく、お馬鹿だなーという感じで読めるのが気持ち良いです(笑)
ドージンワーク 6 (まんがタイムKRコミックス)
5巻で終わりを迎えたドージンワーク本編のその後という設定で、露理に勧められて同人活動を始めた「しず」、引き続き同人活動を続ける「ソーラ」、一般人?な「なお」の中学生3人組がメインとなるお話です。
この巻では今までのような4コマではなく通常の漫画の形式で話は進みますが、ドージンワークの既刊を読んだ方ならちょっとしたデジャヴを感じるかもです。
というのも、露理にそそのかされて深みにはまっていく様はまさになじみそのものです。
加えて、大ゴマが多くサクサク読めてしまうため、価格の割りにかなりアッサリに感じてしまいます。
しかし、作者の画力の向上は比べるまでもなく明らかで、ドージンワークの総括という意味では珠玉の一冊といってもいいかもしれません。
また巻頭にはカラーページが8Pあり、4Pはイラスト、4Pは漫画という構成になってます。
(カラーページに露理(数年後ver)頻出)
多少物足りなさはありますが、ギャルゲを終えた後のビジュアルファンブックのような、オマケ的な感じで捉えられるなら十分に満足出来るものになってると思います。
また、ひんぬーでショートカットな「なお」は個人的にツボでした。
ちなみに本編からは露理と○○、あと作者、が登場するくらいなので、その辺りを期待してる方には残念かもしれません。
ドージンワーク 5 (まんがタイムKRコミックス)
プロになろうとするあたり、もう同人じゃなくなっていると思うんだけど。
しかも同人だけで食っていく!って、凄い同人作家へのいやみ。
これが作者の思ってることではないと願いたい。
ちなみに先生のアンチスレで、このことが物凄く叩かれていたことは結構知れ渡っている。
ドージンワーク 第4巻 [DVD]
アニメの技術に関してはあまり文句言いたくはないんだが、キャラの容姿が少し崩れていたり、枚数が少なく感じたり、背景も簡素だったり…。
本編よりも、映像特典の方が時間が長かったり、力が入っていたりと、主客転倒と言う感じがしてならない。
それは兎も角、アニメ本編に目を向けても最終回の急展開にうんざりするなあ。
なじみの当初の目的だった稼ぐ事がいつの間にか摺り変わっていたことが驚き。
スムース抱き枕カバー 「ドージンワーク」北野ソーラ
発売されてから随分時間が経ちました。ついにソーラ、露理ともに発売元では完売と
なったようです。
確かに、アダルト商品で購入対象は限られています。
抱き枕カバーというアイテムで商品化するには、厳しいものがあったのでは、と感じます。
しかし、あえて商品化に挑戦した事を「良くやってくれた」と言ってあげたい。
作画的には文句なし。ドージン作品より、かなり冒険しています。
オフィシャルのイラストでここまで表現できたこと自体、奇跡に近いものがあったのでは
ないでしょうか。
現物を見る機会があれば、是非手にとって見て下さい。
正直、この商品はもっと評価されてしかるべきだと思います。
ちなみにアダルト商品ですから、教育的価値や耐久性は分別のある大人が使用することを
前提にしています。