夢がたり
このアルバムを初めて聞いたのは20年以上前で私が高校生だった頃です。当時ヒットし、よくTVで流れていた「異邦人」も良かったのですが、このアルバムに収録されている「プロローグ」、「朝」、「白夜」が特に好きでした。そしてなんといっても久保田早紀の透き通るような美しい歌声がかもし出すこのアルバムの持つ独特な雰囲気が大好きでした。そのころはお小遣いがあまりなく、アルバムを買うことができず友人にテープに録音してもらい毎日のように聞いていました。時を経て、まさか今CDで新品で販売されているとは思いもよらず、驚き即購入しました。久しぶりに聞くとすぐにあのころの感動がよみがえりました。20年以上たってもやはり良いものは良いと実感しました。
異邦人
泉水さんと松本さんのコラボという事が話題になっていますが、そんこと関係無しに素敵な仕上がりになっています。泉水さんの歌声はいつも通り心にしみる。このタイプの曲で今度はマイナーではなくメイジャーなものをやってもらいたい。楽しめます。いいと思います。
異邦人たち [DVD]
ぱっと見おいしい形。
でも大切にしていたであろう、彼らの台詞の一つ一つが
耽美的過ぎてイマイチ理解しがたいし、聞いていて恥ずかしい。
隔離される島の雰囲気は個人的に好きなのだが、
60年代、70年代の廃退的な気分がよくわからないし、
もっと言えば不気味。
ある人はやたらと怒りすぎているし、
ある人はやたらラリっているし、
ある人はやたらと許しすぎているし、
ある人はやたらとあきらめすぎている。
キャラクター設定を複雑化しようしているのはわかるが、
結局は単純な印象しか残らない。
なんか思考するのを止めた長期旅行者に
あんな人たちいるような気がする。
女怪盗 女豹10 KAORI 幻の性像「異邦人」 [DVD]
責められるとき睨み返したり、簡単に感じないような演技をするなど、色々頑張ってくれてはいるんだけど、いかんせん声も雰囲気もかわいい感じなので、「女豹」というにはかなり違和感があるなぁというところ。
L'Etranger (Collection Folio, 2)
公訴事実にはない「母の死に際して涙を流さなかったこと」が決めてとなって死刑判決をくらう主人公。
「空気が読めない」ことが非難される昨今、非難される側からすると共感できる作品だと思います。