隻眼の妖精とんくんのもんまり動画評論
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Symphonic Live [Blu-ray] [Import]
voodootalkさんのレビューにもあるように1993年10月12日リリースの『Symphonic Music of Yes』の出来は私もがっかりしたもので,このライブDVDもそのタイトルからちょっとおっかなびっくり購入しました。「危機」から始まる演奏の第一印象は「えっ?ただのYesじゃん」でした。でもそれが(それだからこそ)いいんです。つまりYesをオケがやるとこうなる(こんなになっちゃう)という音ではなく,Yesがやりたいことをやるためにオケがサポートに入ったのがこのライブです。だから古くからのYesファンにはしっくりと音が入ってくるはずです。もちろん,5人で(さらに言えば,リック・ウェイクマンがいれば)十分にできることをわざわざ大編成のオケを率いてやる必要はないのでは?という意見も有り得ますが,この贅沢感はオケならではという気もします。(最近,シンセサイザー安いし(^.^)
また,オケは学生を主体としたいわばセミプロ的な若い人達なのですが,この人達のノリが最高!Yesの音楽をやることに喜びを感じて演奏している様子が伝わってきます。自分のパートがないときにビートに合わせていたり,曲を口ずさんでいたり。特に最前列のクラリネットの女の子がいい!50代のファンとしては「ねっ,オレらの若い頃の音楽もいいもんでしょ?」という何だか誇らしげな気持ちにさせてくれます。(と言っても,自分がやったわけではなく単なるファンだったわけですが)クリス・スクワイヤがノリノリで「オジさん,こんなことも出来ちゃうんだよ」的な演奏をしてくれるとますますその気持ちは高まります。青春の多感な時期に彼等の音楽に出会い,その過程をリアル・タイムで見られたことを本当に嬉しく思わせてくれるDVDでした。
こう書くと,古くからのYesファンだけしか楽しめない印象を与えたとしたら,一言追加。Yesを知らない人は彼等の音楽を聴かないと損しますよ。
Yes! プリキュア5
6歳の子供に買いましたが,説明書を読んだだけではやり方がよく分からず,初めて買う人には不向きだと思います。
バトルのやり方は,6歳の子供でも分かります。
6歳の子供は,飽きずにやって楽しんでおりますが。
エリック・クラプトン (光文社新書)
クラプトンの人生はとても暗くて陰気だ。クラプトンの自伝も読んだが陰気で神経質で一緒に働きたくないタイプの人間だということがよくわかる。女性のこと、ドラッグのこと、バンドのこと、家族のこと・・・どの切り口からも明るい人生が垣間見られない。華やかに見える天才ミュージシャンの表の世界と裏のプライベート。同じように波乱万丈なキース・リチャーズの人生は人柄も含めて何となく明るいし付いて行きたくなるような魅力があるのにクラプトンにはそれがない。
さて本書、その陰気なクラプトンの人生をかいつまんで分かりやすく読者に伝え、ついでに客観的なアルバム評をくっつけた、それこそクラプトンをあまり知らない人にとってはまずまずのイントロになるのではないだろうか。文体も読みやすくところどころにアルバムジャケ写を載せるなどして工夫されている。筆者の独断も混在して入るもののそう大きくかけ離れたものでもなく納得のいく一冊である。
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