ANIMEX 1200シリーズ93 聖闘士星矢VI~黄金の指輪篇~
今あらためて聴くと、これは素晴らしいですね! 今まで個人的には、つい「神々の熱き戦い」とか「真紅の少年伝説」のほうに評価が傾きがちだったのですが、これはそれらに決して劣らない。映画のアスガルド編が先にあったのだから、その焼き直しになっても不思議はないのに、さすが横山先生、まったく新しい世界観を描き出しています。指揮者の熊谷弘先生の指揮棒が、それをさらに見事なものに仕上げていて圧巻です。放映当時、中途半端に終わってしまった感があるにもかかわらず、私たちに強い印象を残したTVのアスガルド編の感動は、この音楽によるところも大きいと思います。全体に地味で重々しいイメージですが、なんとも言えない叙情感が心に染み込んで来てたまりません。 『北極星のヒルダ』、序曲とも言えるこの曲で一気にアスガルドの世界に誘い込まれ、そのあとはもうどっぷり。 『愛する大地のために』は、ハーゲンが死ぬ場面の音楽ですが、どれほどの視聴者の涙を誘ったことか。このアスガルド編から主題歌が変わったので、その変奏曲もあったりして新鮮味があります。このCDに収められている楽曲は音質が良いほどその価値が分かると思うので、ここで言うのも変かも知れませんが、できれば「ETERNAL EDITION」の「File no.5&6」のほうで聴くことをお勧めします。そちらには、ここには含まれていない曲もすべて収録されています。もちろん、このCDも一応デジタルリマスタリングなので、入手できるほうで、ぜひ。88年版は、デジタルリマスタリングではありません。
K-20 怪人二十面相・伝 通常版 [DVD]
レビューではついつい批判ばかりしたくなる悪い癖があり、
作り手に申し訳なく思いつつ・・・
やはり、バットマン?MIシリーズ?宮崎駿?
良き者に学べ!は理解できるが、どうしても連想してしまう。
そこそこに、真似が・・・。
どの世代に、誰に、見せたいのか。
見終わって、何かと比べられるのは悲しいことではないでしょうか。
東方文花帖 ~ Bohemian Archive in Japanese Red
東方シリーズを知っててファンのかたなら買いです。
付属CD-ROMには05年夏に発売予定の同人PCゲーム「東方花映塚」の体験版と
東方シリーズ製作者ZUNさんの作曲した曲が3曲入ってます。
100万語収録のスーパー英和・和英辞典「英辞郎」
英辞郎があることは、以前から知ってましたが使用したことはありませんでした。辞書といえばリーダーズと思いこんでました。
半信半疑で購入して、早速ハードカバーを読みながら使用して見ると、「おぉ、これは良い」。今までは、辞書(電子辞書)を引いて、さて一番近い訳語はどれかとか、この訳語から想像するとおそらくこんな意味(日本語)かと考えてました。しかし、この英辞郎を使用すると一発。正直なところ、新刊、雑誌を従来の辞書で読むのは苦痛でした。
辞書を引いて訳語を考えるのも学習の一つとは思いますが、英辞郎を使用してもっと英文を楽しく読むのも良いのではと思います。従来辞書しか知らない人は、是非使って見てください。辞書に対する考え方がきっと変わります。
松のひとりごと (朝日文庫)
私が初めて松たか子さんに触れたのは
『蔵』というテレビドラマでした。
当時彼女の純粋な演技と姿形に感動
したことから、今までのファン生活が存在します。
そして、今回初めてエッセイを拝読いた
しました。
やはり期待を裏切らな素敵な女性像がありました。
印象に残った文章は、祖母の死に顔について
のものでしたが、その他(犬間関係)などの
記述からも優しい美しさが伝わってきました。
彼女ならではのエッセイという感じでした。