リストラなしの「年輪経営」
大きく成長できるチャンスがあったとしても、
身の丈にあわないと判断したら、自重する。
今日の売上げ、利益のために汲々とするのではなく
会社の永続を旨として、あえて低成長を選択し、継続していく。
この変革と激動の時代にあって、ぶれない軸がなければできない判断。
会社は社員を幸せにするためにある。
まさに人が最大の資産を実践する経営。
寒天という1つの素材を徹底的に研究し、活用していく。
著者は「深耕」というこの研究開発は、
まさにイノベーション。
単に食材としてだけではなく、化粧品や医療関係にも用いられるまでに
研究しつくした。
これはリテラルマーケティングと呼べるのでは。
今注目を浴びる、ドラッカーのマネジメントと、
コトラーのマーケティング
それを自らの理念と哲学により実践している企業がすでに日本にあった!
繰り返し繰り返し、読み返し、私のバイブルとしたいと思います。
いい会社をつくりましょう
会社だけ良くしよう。
なんて本当に小さいことだな。
なんて読み終わった後に感じました。
出来ることから始める。
その結果どのような大きなことになるのか。
考えさせられました。
効率と無駄。
これについても深く考えをめぐらすことが出来る良書ですね。
新訂 いい会社をつくりましょう
なんのために会社が存在するのか?目先の忙しさに翻弄されている自分にとって、10年先20年先の視点を持たせてくれる良書でした。
読み返したい時に、いつも傍らにおいておきたい一冊です。