ひぐらしのなく頃に 鬼隠し編 全2巻完結 (ガンガンコミックス) [マーケットプレイスコミックセット]
このシリーズ、元は同人のサウンドノベルゲームなんだそうである。人気を
呼んで漫画のみならず、アニメ・実写映画・ドラマCD・小説とあらゆる媒体で
制作される大ヒット作になったということで、どんなものか読んでみることに。
聞いていた話ではホラーとのことであったが、最初の数ページを見てみると
今風の萌え系の絵で、おっさんが読んで面白いものじゃなさそうだなと思い
つつ読み進めると段々と盛り上がってまいりました。昭和58年を舞台にした
呪われた村で次々と起こる殺人。その事件の背後には村の守り神とされる
「オヤシロさま」の存在がちらつく。主人公の高校生・圭一は所轄書の刑事・
大石から事件の恐るべき背景を知らされるが、その後から仲間だと思って
いた女友達から命を狙われていることに気づくのである。訳の分からぬまま
追い詰められていく圭一の恐怖が臨場感を生んで、なかなか面白く読んだ。
本作の惨劇には表に出てない隠された真相があるそうなのだが、ここまで
読んだかぎりではさっぱり分からない。ただ調べたところによると、相当に
理不尽な"真相"らしく、通常の推理でたどり着くのは不可能のようだ。まあ
漫画として面白かったので良しとする。続編の「綿流し編」も読んでみようか。
この『綿流し編』のCDドラマが発売された日から今まで、私は何度に聴いたのか、もう数えられません。
本当にとても良い感じで大好きで、何度聴いても飽きれないんですから。
それに、このドラマの「視点」である圭一より、レナのほうが魅力持ってるって感じです。
物語の初めての部分、レナは詩音と出会って戸惑っていた圭一を励ました時から、私はこのドラマのレナを気になりました。
レナは普段落ち着いてる、いつも微笑んでる、「かあいいモード」というすごいものを持ってる、こうみたいな印象ですからね。
梨花と沙都子のことを心配していた圭一からの電話を取ったレナに、少しびっくりしました。
レナはなかなかしっかり子だなぁって思ってきました。
そして、予想以上の推理能力と洞察力、圭一を説得すること、大石に対して冷静な態度、仲間思う心…
物語の最後の部分、圭一と魅音(実は詩音ですね、『目明し編』を聴くと分かるはずです)が離れて、レナの泣き声を聴くと、かなり切ない気持ちになりました。
彼女はきっと最後まで、頑張って悲しみを隠していた違いないでしょうね。
このCDドラマを聴いた後、レナすごい〜レナかっこいい〜感動する〜って、ずっと思ってますよ。
私は元々レナが好きですけど、この『綿流し編』のレナが一番好きです!
このドラマは圭一の視点で描いた物語で、園崎双子がヒロインですけど、レナはこの三人より魅力持ってるキャラだと思います。
レナが好きなら、是非このCDドラマを聴いてみて下さい。
中原麻衣さんの演技を聴きたいほうは是非、『鬼隠し編』と『罪滅し編』も一緒にね。
~作風がマニア向け(ギャルゲーの1種)でもある為、外見の判断で敬遠される方がいるかと思います。
しかし、当作品は骨太のミステリーです。
推理小説が好きな人には、是非とも原作を一読して欲しいです。
原作は同人ソフトである為、購入経路が非常に限られています。
その為、原作を体験せずに当ドラマCDの購入を検討される方がいるかもしれません。
も~~し、そのような方がいれば、原作を一読するまで購入は控えるべきです。
原作を読まずして、このドラマCDは楽しめません。
そう断言してしまうほど、このドラマCDの出来は良かったと思います。~
ひぐらしのなく頃に -鬼隠し、綿流し、祟殺し、暇潰し編-[同人PCソフト]
田舎の山間にある雛見沢村を舞台に、そこで起きる連続怪死事件の謎を描いた『ひぐらしのなく頃に』。
出題編となる第一話から第四話まで収録されています。
「惨劇に挑め」をキャッチフレーズにしており、物語の登場人物だけでなくプレイヤー自身もこの物語の謎に挑めるような作りになっています。
何を推理するのかすら提示しておらず、どうやって挑むのかもプレイヤーの自由。
豊富な推理要素による懐の深さはひぐらしの大きな特徴と言えます。
難易度も充分過ぎる程に高く、例えば第一話の鬼隠し編の正答率は僅か1%と言われております。
ヒントは作中で無数に散りばめられているのでキャラの言動だけでなく世界観や設定にも気を配って読むと突破口が開けるかもしれません。
和風ホラーやミステリーの要素を含んでおりますがそれだけが全てではありません。
詳しい事は解答編で明らかになりますが、ただのホラーやただのミステリーで片付けられない展開が待っています。
キャラクターグラフィックは良く言えば個性的、悪く言えば下手と言う評価が多いです。
しかし恐怖シーンではその空気とはミスマッチなシュールさが逆に怖さを引き立てており、キャラが豹変する時のインパクトは絶大です。
このシリーズの最大の特徴はプレイしている間は勿論楽しいですが、プレイ後に推理したり、誰かと内容について語り合ったりして楽しむのを意図して制作されている所です。
出題編が終わったらすぐに解答編を始めるのではなく自分自身で推理して是非謎に挑んでみて下さい。
サウンドノベルという枠で終わるか『ひぐらしのなく頃に』という新たなエンターテイメント作品になるかはプレイヤー次第です。
ひぐらしのなく頃に 鬼隠し編(1) (ガンガンコミックス)
恐いのとかエグいのとかが苦手な自分でも思ってたよりすんなり読めたのは確かです。 俺は心臓ドキドキしながら購入したんですがそれほどでも??って感じです。でもやはり面白いですし最後のシーンで思いっきり突き放されてしまう感じは本当今まで体験したことが無いくらいのショックを受けてしばらく凍り付いてしまったのも確かです!ひぐらしの凄さはやはり落差です!!楽しい日常から一気に地獄のそこまで落としまくる残酷さにはただただ脱帽です。一巻にわざと萌萌学園コメディ要素をふんだんに入れ読み手にキャラへの愛着を湧かせることでこのショックは凄まじいものになります。本当凄いです、、こんな残酷で衝撃的な漫画は他に無い!他のエロアニメやしょーもないラブコメと同じようにひぐらしが並んでるのが本当信じられん。全くもって場違いです。他の漫画と同じように軽い気持ちでこの漫画を手にした人はきっとあまりのショックに凍り付くことになります。 ちなみに自分の好きなキャラは沙都子です