時間ですよ 1971 BOX3 [DVD]
銭湯に行きたくなるります。昔式のね。
時代設定が昭和のはじめの「時間ですよ・昭和元年」も続けてDVD化してほしいです。
脚本が向田邦子の回は、キラリと光るところがありますね。
神は細部に宿るのよ(1) (ワイドKC キス)
暴れん坊本屋さんで一世を風靡した久世番子が
洋服やバッグなどの被服について語ったエッセイ漫画です。
ファッションやメイクについて語るエッセイといえば
「おしゃれしないなんて信じられない!○万円ぐらいの服はふつう!」
なんて論調でおしゃれ好きな少女マンガ家が描いてるものが多いですが、
そこは久世先生の漫画、そんな気負いは一切ありません。
それどころか作者は相変わらず2頭身のカモノハシのままです(笑)。
二の腕が太って袖のボタンが留められない、
おなかまわりがふくよかだからベルトがまったく余らないでぎちぎち、
毎日同じようなデニムをはき続けている…などなど
「ああ、あるある。私そこまでファッションに気を使わないし」
というエピソードが多く、気楽にゆる〜く読めるのがいいですね。
こんな風に書くと
「身なりに気を使ってないダサいマンガ家の話?」と思われそうですが、
もちろんそんなことはなくて、
読んでみると久世先生がどれだけ被服を愛しているか分かります。
最先端の流行に息切れしながらついていく(ついて行ききれない)、
そんな「おしゃれ川下」の人にこそ読んでほしい
あるある系エッセイでした。
神は細部に宿るのよ(2) (ワイドKC)
巻頭のカラーページ、今巻は4コマ的な一ネタがありました。
やはりファッションの話だけあって、色があると
華やかさ、わかりやすさも格段に上がるなぁと。
もっと積極的にカラーページを入れて欲しいです!
今巻も1巻同様、ファッションにまつわる失敗・疑問・悩みなどが満載。
かつて無謀にも川上を目指したものの、現実の壁(体型・体感・etc)にぶつかり、
今や挫折した私にとっては、
ある意味涙無くしては読めない話でもありますが(汗)
「みんな、意外と似たようなこと感じてるんだなぁ」と、
肩の力が抜け、不思議と癒される楽しいマンガです。
作中に出てくる帯のセリフ、
「服を買うのではない。服のパワーを買うのだ!」にはものすごく共感。
その服のパワーが自分を変えてくれる気さえする。
実際うまくいかないからこそ、この本があるワケですが…(笑
誰もが認めるおしゃれにはなれなくとも、服のパワーを活かせるよう、
うまく付き合っていきたいものですね。
時間ですよ 1971 BOX1 [DVD]
小学生の頃、本放送に遭遇し、中学で再放送をラジカセに録音し、その後の再放送には中々出会えず、やっと30年越しで会えたドラマです。マチャアキと悠木千帆(樹木 希林)のギャグがちりばめられたどたばた在りですが、最後はほろっとさせる、まさに昭和の人情ドラマです。よく寺内貫太郎一家と並び賞されますが、私はこの時間ですよの方が、上だと思います。このサチコ編(1971)の次のミヨコ編(1973)の発売も期待しますが、第1集の白黒放送イッチャン編(1970)も是非発売してください。