るろうに剣心~明治剣客浪漫譚~ 維新志士への鎮魂歌【劇場版】 [VHS]
人気アニメ るろうに剣心の劇場版。
時期的には京都編の後と言うことになるのだと思いますが、もう少しだったかなぁ
と思うのですけど。まず薩長同盟締結とそれを守る剣心のシーンなどは非常に良く
できていると思うが、肝心のベースラインのストーリーが安すぎやしないだろうか?。
会津藩士を中心とする不平分子の再維新と言うのは分かるが、その割に投入されている
人数は少ないし、なにより英国の国賓を攻撃するのが、明治11年の不平士族が考える
再維新にはどうしても思えないのだが…。まだ山県有朋を襲撃する方が実感が沸く。
などなど、ベースラインのストーリーがあまりにも軽くて感情移入できないのが
さみしいところ。追憶編などの出来が素晴らしいだけに、残念でならない。
政治学講義
政治学が、古典古代以来積み重ねられてきたことを的確に理解した上で、20世紀における広範な議論を幅広く咀嚼しつつ、著者の政治学のスタンスを明快に示した著作。特に、多元主義論に対しての的確な理解をふまえたうえでの批判は、数十年おくれて多元主義を無批判に受容している日本の学界の動向のなかで、特筆すべきものである。
本書は、従来多かった学説のつまみ食い紹介とは一線を画す。議論は、政治学が単純な学問でないことを反映して総じて難解であり、ハウツウものやカタルシスを求める読者には向かない。
第1部原論は、文字どおり政治学原論であり、人間論から始まるその議論は、類書と比べてきわめて構成上の違いが大きく、著者がもともと政治思想史研究者であったことを如実にしめす特長である。
第2部の現代民主政論は、民主政の動態を分析。ナイション・ステイト体制が、自治体・分権政府と地域連合とのあいだで揺らいでいることをも射程に入れる。ステイトを声高に主張する立場は、政治学者としての著者のものではない。
松本清張ドラマスペシャル 砂の器 [DVD]
オン・エアを見ました。過去に何度も映像化されている砂の器。今回の作品の特徴は若手刑事、吉村の戦争体験が犯人に疑惑を抱くきっかけとなる事、事件解決のきっかけを次々と作る女性新聞記者、山下洋子を登場させた事。社会的影響、原作者側の意向で、親子が村をおわれた理由は書き換えざるを得ず、その動機の部分と描き方に弱さを感じるのは確かだ。
しかし、松本清張の原作を充分いかしながらも、『2011年度版・砂の器』のテーマは『決して変える事の出来ない「宿命」ではなく』、『忘れる事の出来ない絆、「永遠」の愛である』。テーマと共に物語のキーとなる曲名も「宿命」から「永遠」に変わっている。どうか原作や過去の作品にとらわれず、この作品を見てほしい。起きる事件の大筋は同じでもテーマが違うのだ。映画版は素晴らしい。それはまぎれもない事実だ。
『2011年度版・砂の器』は「個食・無縁社会・孤独死」という言葉を含む現代社会に、「絆・縁・愛」とは何かを問い掛け、罪の意識と愛別離苦を乗り越えて「新しい絆」を持ち始める若い二人は、「2011年3月11日以降の日本」に「希望」を与える。
動機と砂の器というタイトルの意味する部分の描き方が弱かったが、俳優陣の演技力で「星4」、見る価値は充分ある。
レモンエンジェルプロジェクトオープニング・テーマソング 「Angel addict」
LEMON ANGEL PROJECTのOP曲です。書き下ろしステッカー&特製キラジャケ仕様で期間限定ジャケット・イラスト待ちうけ画像プレゼント!!の
キャンペーンをしています。(2006年2月22日まで)
曲は意外といい曲です。ボーナストラックには6人の声優さんのコメントが入っていますのでアニメ見ている人や各声優さんのファンは購入しても損はしないと思います。
電車男 スタンダード・エディション [DVD]
ドラマ版は住人さんが沢山出演し、本来の濃さもでていて、若干忙しい話に感じましたね。映画版の電車男は、かなり詰め込んだはずなのですが、大分スローな展開、ゆったりとした話に感じました。
電車男のあるべき形はドラマ版なのかもしれませんが、私は全体的に柔らかな印象の映画版のほうが合っていました。
音楽もやはりゆったりした雰囲気を醸し出す、こちらのほうが好きです。
騒々しく、より電車男らしい電車男ならドラマを。
柔らかで、静かなラブストーリーなら映画を、といったところでしょうか。
女性のほうが受けが良いかもしれませんね。