ファントム・ブレイブWii
実は2度もリメイクされている今作。
PS2版ではとても楽しませていただいたので、リメイクの存在を知ってWiiと一緒に購入させていただきました。
Wiiでリメイクされるにあたり、操作性がかなり改善されました。
PS2版では操作し辛かった部分があったのは否めませんが、扱いやすいものになっています。
例としては、味方キャラを巻き込んでいる際の警告表示でしょうか。
フリー移動の宿命とも呼べますが、敵と味方が近い位置にいる場合、範囲技では巻き込んでしまう危険性がありました。
しかし、警告のおかげでかなり扱いやすくなりました。
もう一つ挙げるならば、、戦闘時のステータス画面。まとめることにより非常にすっきりとした表示になりました。
また、画質、音質ともにかなり向上しています。
追加シナリオの存在もあり、良移植と呼べるレベルでしょう。
ファントム・ブレイブ オリジナルサウンドドラマ
予想したまま、というのはがっかりした気持ちを込めた言葉です。
こんな内容だろうな~というのが的中。
同会社の作品「ディスガイア」のキャラが活躍するところが多いです。
ディスガイアを楽しんだ人なら、ともかく
そんなに楽しめる内容ではありません。
それでも星四つなのは、
正反対のキャラ「マローネ」と「ラハール」を
「水橋かおり」さんがあまりにも上手に同時に演じたことに!
ファントム・ブレイブ ザ・コンプリートガイド (電撃プレイステーション)
ストーリーはもちろん、マップなども、とても詳しく書かれています。
これからはじめる人も、もうしている人、クリアしてしまった人・・ALL OKです(^^)’極めたい’人にも、十分です
ただ、もう少しまとめて書いて欲しいところがあったのが、玉に瑕(^^;)
ファントム・ブレイブ・キャラクターコレクション (電撃プレイステーション)
ファントムブレイブは、日本一ソフトウェア10周年記念作品ということもあり
実に力の入った作品だったという事がひしひしと伝わってきます。
読み応えのあったファンブックは実に久しぶりで、新鮮でした。
ファントムブレイブ イヴォワール物語 新装版 (CR COMICS DX)
道満晴明初めての長期連載物。
あまり話題にならなかったり、なっても「作者がゲームをやらずに描きやがった!」って
ことでの話題だったりと何だか不遇なまま絶版となってしまった作品の新装版。
線は今よりさらにあっさりしていて、90年代後半の初期作品に近めな感じ。
今の道満に慣れてる人は始め物足りなさや違和感があるかもしれないが、
読み進めていくと作風ととても合っていることに気付くと思う。
話の流れ自体はヴォイニッチホテル的な、基本1話完結だが全体に繋がっているといったスタイルのもの。
ファントムと呼ばれる霊魂を操れる何でも屋の少女・マローネとファントムであるアッシュは
面倒な依頼を安値でふっかけられながらも黙々とこなしていく。マローネは悪霊憑きだと忌み嫌われているのだ。
こちらも数話読めばヴォイニッチホテル同様、その世界にどっぷり引きずり込まれること請け合い。
道満は長きの逆境を経てようやく、ヴォイニッチとぱらいぞの発売で一気に認知度とファンを増やしたが、過去作品だって十分いけてる。
ヴォイニッチは過去作のいいとこどりだから面白いに決まってるなんて評してる人もいたけど、
そんなことはない。過去作だって十分面白い。まあ、何を言いたいかというと、オススメだということです。