超高層プロフェッショナル [Blu-ray]
日本で劇場公開時に観ました。渋谷の小さな映画館でした。邦題に偽りなし。思った以上にスリリングな展開だったことをうっすらと記憶しています。
ソフト化される、しかも日本語吹き替え付きとは、関係者のご努力に脱帽です。
あかずの間(廉価版)
まさしく「ヴィジュアル・ノベル」で、一応選択肢はあるのだけれど、ストーリーがダイナミックに変化していくということはなく一本道です。
誤った選択肢を進むと効果覿面で、主人公があっさり死んでしまいます。
アメリカン・コミックの漫画家、ジーン・コーランのおどろおどろしい絵や、心霊ホラーっぽい題名とは全くイメージが異なり、内容はSFホラー。
モンスターの正体は余り真新しさがないアイデアなので、ミステリやSF小説のファンだとほとんど序章でわかってしまいますが、小説としても中堅どころの出来ですので、最後までそれなりに楽しんだプレイが出来ます。
あえて人物の絵を登場させないで、背景やアニメーションCGでビジュアル的な盛り上げをする点はさすがです。
プレイ時間約2時間程度で、手軽に楽しめる作品でした。
図解・超高層ビルのしくみ―建設から解体までの全技術 (ブルーバックス)
超高層ビルというとものすごくそびえ立つ摩天楼を想像するが、法律的には高さがたかだか60メートル以上を「超高層ビル」と呼ぶのだそうである。
序盤は世界で一番高いビルは?などの興味ある記述から始まるが、ページが進むほどに専門的な領域に入り込んで建築工事の”工程表”だとか現場から出る廃棄物、3R運動など完全にゼネコンの研修資料というような様相を呈してくる。終盤では電気、給排水、空調、防災などのビル管理に至るまでおよそ素人が知らなくてもいいような限界超えの資料が出てくる。さすがに最終章では我々でも気になる超高層マンションについてふれているが、やはりなぜか工法などのほうへ話が進んでいってしまっている。
日本初の高層ビルを建てた鹿島だけのことはあろうが、もうちょっとくだけたというか”使えるネタ探し”的に本書を手に取ると痛い目?に合う。
本書のはじめにで興味がわく好きなところから読んでくれとあるが素人はそれくらいで本書を置いたほうが良さそうだ。
レビュータイトルに偽りなしというと少々大袈裟か。
超高層ホテル殺人事件 [VHS]
森村誠一原作の同名小説の映画化。ただ内容は本格ミステリーというより犯人側のラブストーリー。近藤正臣と由美かおるの悲恋物語となっているがホテルでの落下殺人、飛行機を使ってのアリバイ作りは残されている。由美かおるといえば彼女の二十代の若々しいヌードが拝める。