きまぐれオレンジ☆ロード The Series テレビシリーズ DVD-BOX
私のようなオサーンには、青春の甘酸っぱい思い出を思い起こさせてくれる作品ですた。
なぜ、売れるとわかっているソフトをDVDにしないのか?VAPさんのお考えがわからない。
きまぐれオレンジ・ロード~あの日にかえりたい [VHS]
今回のお話は恭介が超能力を使うことが全くなく。普通の高校生として話が描かれている。あくまで恭介、まどか、ひかるの三人の関係がメインだ。それだけにリアルな恋愛ものとして描かれているのが印象的だ。恭介、まどかは少しずつ大人になっていき、お互いを求め合い、必要になっていく感じが丁寧に作られている。そして、その反面その関係からつまはじきにされ、おいてきぼりをくらったひかるの孤独と悲しみが見ていて辛いもある。誰かを愛すると言うことは同時に違う別の誰かは愛さないということだ。それは解っているが、こうまで当たり前にやられると。見ていてやりきれないものがあるが、それがこの映画の魅力だともいえる。
「きまぐれオレンジ☆ロード」シンギング・ハート
残念ながら、このアルバムには後期オープニングとエンディングだった中原めいこの2曲が入ってない。しかし、それさえ目をつむればかなりの出来。ボーカル曲を網羅した「Loving Heart」はあの暗い映画「あの日にかえりたい」のテーマ曲が入ってるしね。…
中期オープニングだった長島秀幸の曲が聞けるのはこのアルバムだけだ。
(オレンジ・ミステリーとは歌い方が変わっていると感じるのは僕自身だけだろうか?)
全曲の簡単であるがライナーノーツ付き。
きまぐれオレンジロード 全18巻完結(ジャンプ・コミックス) [マーケットプレイス コミックセット]
ラブコメ、SF、そしてギャグマンガ・・・いろいろ評価が分かれるであろう本作であるが、私にとっては「恭介とまどかのマジメな愛のお話」だ。時にケンカもするが、互いに唯一無二の存在として愛し合う二人の姿は感動的であり涙することもしばしばである(私って変?)。
そこで、二人の愛を象徴する言葉をその根拠として紹介し脱稿しようと思う(・・・といってもまだまだつづくよ!)。一方で本作にはこの二人にひかるを加えた三角関係という宿題がある。ひかるが恭介・まどかの愛を認めることでそれが解消し話が終末を迎える。三角関係の解消は、ひかるがさゆりという女の子から二人が愛し合っていることを告げられることに端を発する。さゆりについて補足すると彼女はイイ男を自分に告らせるのが生きがいというキャラである(ありえんな・・・)。特段イイ男でも、ましてや好きでもなんでもない恭介だが、まどかばかりを追いかけて自分に見向きもしないので意地になって、時には体を張ってでも二人の関係を邪魔しようとする(これまたありえん・・・)。しかし、再三のトライにもかかわらず二人の愛の前に敗北する。そのさゆりがひかるに対して使った表現が「難攻不落の絆」という言葉。「攻メ難ク落チズ」・・・まさに命がけで二人の関係を邪魔しようとしたさゆりだからこそ吐くことができた名ゼリフなのではないか!!。
「難攻不落の絆で結ばれた愛」これが本作のテーマなのだ(・・・と思います)。
「きまぐれオレンジ☆ロード」サウンド・カラー1~オリジナル・サウンドトラック
夏のミラージュはまどかのイメージと合わさって大好きな曲です。まどかのテーマ曲関係は胸をくすぐるような寂しげなところがいいですね〜鷺巣ミュージックの原点ここにありって感じでした。