トニー・ローム/殺しの追跡 [DVD]
フランク・シナトラって人は容姿がどっからどう見てもダサいのに拘らず(元々ご面相が悪役面だし、ずんぐり体系)
変にカッコつけて主人公を演じようとするので鼻持ちならない役者なんだが、
この作品はStoryがマァマァ凝っているので、主人公を無視して観ればそこそこ鑑賞出来る。
シナトラ本人のActionは撮影当時52歳にしては頑張っているのかもしれないが、
イーストウッドやマックイーンの全盛期と比べると、やはり年寄りの冷や水としか思えない。
DVD Packageに記載されているような『息もつかせぬアクション&サスペンス』と言うにはかなり物足りないと言う事です。
67年当時は私立探偵とは言え、探偵Licenseさえ持っていれば、人(但し、悪党です)を殺しても何のお咎めもないのかと思えるほど
トニー・ロームはやたらと街中で銃をぶ放すのが不自然。
Miami警察に親友がおり、情報交換しながら捜査活動を続けるのも、信憑性に欠ける。と言うかありえないでしょう。
競馬に全財産をつぎ込んで、財布には余りお金が入っていない様子なんだが、常に羽振り良くビシッとしているのも?
まぁ荒唐無稽という言葉で片付けてしまえばそれで済む事だが、American New Cinema以前のこういった作品はRealismが全くない。
客演の女優陣は中々魅力的な人たちを揃えている。
「ダイヤモンドは永遠に」のBond Girl、ジル・セント・ジョンは御面相は大した事ないが、Styleが良いですねぇ。
Bond Girl大抜擢はこのStyleが決め手となったのでしょうか。
又、Stripperのジョージア役のDeanna Lundが私の琴線に触れました。
絶世の美女ではないが、撮影当時30歳の割には既に崩れた感じがして、かつお尻がでかいのがGood!
それとジーナ・ローランズが若い。最初の内はジーナとは気付かなかった。
流石名女優だけあって、この作品ではKey-Woman役を担っています。
ブラック・ユートピア
PLANET Xを率いるデレク・シェリニアンのソロ作。2003作
PLANET Xでの超絶技巧サウンドの他に、こうしたソロ作としても活動を続けてゆくのだから
DREAM THEATER脱退以後の彼の音楽への情熱は凄まじい。これがソロ名義では3作目になる。
今回も豪華なゲストを揃え、のっけからイングヴェイ・マルムスティーンのクラシカルギターが鳴り響く。
その他、曲ごとにアル・ディメオラ、ザック・ワイルド、スティーブ・ルカサーといった大御所がギターを弾き、
ドラムにサイモン・フィリップス、ベースにはビリー・シーンらが名をつらねる。
サウンドは、キーボーディストのソロ作というよりは、デレクvs名うてのギタリストとのバトルといった様相で
テクニカルな技巧パートはもちろん、ヘヴィなギターリフのダークなメタルパートもあり、
ゆるやかなハードフュージョンの曲もありと、インスト作でありながらなかなかバラエティに富んでいる。
ギター・ゼウスII
古くから世界のロックの最前線を行くアピス。慕ってくる奴らも凄い。凄腕ギタリスト、憧れのドラマーならでわ。1作目は日本のアーチストばかりだが、今回は外タレ。
本来「日本ではギタリストばっかり脚光があたっている、それはおかしい!」というコンセプトのはずが、かえってギタリストを輝かせてしまう。さすがアピス。
3曲目のやつが一番好きです。ヴォーカルが最高!なんじゃそりゃ
COZY POWELL FOREVER ~ TRIBUTE TO COZY POWELL
トリビュートなのでオリジナルとの比較云々はおいといて
自分としてはかなり豪華なメンバーがカッコいい演奏を聞かせてくれるこのアルバムはいいです。
KILL THE KINGの演奏が好き。
ジャケットのスペルミスという話がありましたがbとvの事かな?
この書体のvはこれなんですよ、bは縦棒がクネっとなってないようです
たしかにそう見えますね