小布施 まちづくりの奇跡 (新潮新書)
一度は訪れてみたい小布施の町が、どのようにして「まちづくり」を成功させたか、をわかりやすくまとめています。「修景(町並み保存ではなく)」「住民にとっての暮らしやすさ重視」「内と外の関係づけ重視」「小布施ならではの追及(都会や他の都市をまねるのではなく)」など、それぞれの地方都市が直面しているまちづくり政策を進める上でのエッセンスに関して、いたるところで言及されています。実際の景観や図面に現わされるまちの整備の根底には、人と人との出会い(北斎と高井鴻山、市村郁夫元町長と宮本忠長など)が大きく作用していることにも気づかされます。行政職員やまちづくりに関心のある市民の方々、必読の1冊!
ことりっぷ 小布施・長野 野沢温泉・湯田中渋温泉 (ことりっぷ国内版)
2日ほどかけて信州の中の一部の限られたエリアを巡る人には、とても適しています。
この本を頼りに、長野市内に行きました。出張のついででしたので、半日も観光に費やすことはできませんでしたが、昼食も含めて数時間、効率よく楽しむことができました。
この本を読むと、長野日帰りがもったいない気持ちになりました。小布施、行きたいなあ。